天皇制、皇族これも多くの著書があり細かく触れませんが、神(多神教)との
交流それも自然神も入れて人間と神をとりもつ神官の最高責任者であると言う
側面。最高責任者である故庶民を守る。国を統一し守る。これが皇室の
何千も継承されてきた基軸と思われます。この点が(論議はあるが)カトリック
のローマ法王(教皇)と並ばれて報道される所以かと思われます。
欧州を始めとした王室。基本は戦争で一番強かった首領や、政治的に
群を抜いて、TOP(まるめこんだ?)を張った人たちでしょうか
これを世襲にした。
欧州などでは、基本的に日本の県や関東、関西地方の単位で国(市国)と
称していたので、国軍を組織するのも大変な状態でした。
傭兵と言い、どこから来ても仕事できる連中を雇いいれて軍隊を形成します。
この頃は国家観も希薄で、頑強に国境を守る兵士の確保も難かしかったようです。
このことから、政治的安定と安全保障、謀略など欧州内での政略結婚は
盛んに行われます。英国でいえば、イングランド、スコットランドを始め、
フランス(ノルウエー系のノルマンジー)、オランダ(王ではなく、有力貴族)、
ドイツ(王ではなく、有力貴族)、又北欧なども、
ブルボン家、ハプスブルグ家もフランス、スペイン(ポルトガルとも同盟王国を
結んだこともある)、オランダ、オーストリア、ハンガリー、イタリア
トルコに長く占領されたり、モンゴルに占領されたのでアジア人と軽蔑された
東欧でもロシア、ウクライナ、ルーマニア、ブルガリアなど。
日本にしても、朝鮮李王朝の皇太子妃は皇族出身の正子様。満州国の皇帝の
実弟溥傑妃は嵯峨の宮(華族)出身。欧州と同じ姻戚関係を構築しようとしたわけです。
どこが、植民地政策なのか全く分かりません。
数年前、ブータンの若い国王夫妻の真摯な会見に日本人が好感を持ち、自分の後援会
パーティーを優先した大臣が批判を受けた感情も分かります
王室貴族と実業家、地主ぶっ殺して、財産全て巻き上げる戦略の共産主義者は
仕方がないとしても、多くのアメリカ人にはこのシステムコンプレックスの固まりかも
知れません。
彼らが主張する、清教徒の集団移民がアメリカの英国人移住の始まり(実はそれ以前に
行われていたのですが)とすると。「一様」清教徒原理主義で、王権を倒した
クロムウエルが認めた清教徒達。結局彼は王党派にその権力を奪回されます。
この時期にアメリカ移民が始まる。王権は自分たちの危機であるわけです。
又、中~南部の大農場は英国の王室、貴族や金持ちの経営、資本が入ってきており
金持ちの海外投資でありました。貧乏がつらく移民したのに又移民先であいつらの
下働きをする。そりゃ黒人奴隷に過酷な労働させて自分らはゆるい管理職になりたいでしょう。
というわけで、彼らに皇室を理解するなど非常に困難だったでしょう