米墨戦争、アメリカとメキシコの戦争です。どんどん拡大するアメリカ合衆国。
フロンティアだの明白な運命~The Manifest Destinyとか訳わからないこと
言いながら、先住民を殺し、南西部にもどんどん流入していきます。
1836年、メキシコの北部がアメリカが流入してきた植民者と組み
テキサス共和国として独立宣言をします。これを英仏蘭などが承認してしまいました。
基本的にアメリカからの流民が政府の多数派を占めており、何度かアメリカとの
併合交渉が進められます。
非常にデリケートで、アメリカとメキシコの緩衝地帯となっており、英仏西の
思惑もからみ10年ほど均衡を保っていました。
1846年、テキサスをアメリカが併合の承認をします。
更に、自力で太平洋側の港を確保するため、英国やスペインの干渉を排除するため
カリフォルニア、ニューメキシコの購入をメキシコに打診します。
テキサス独立時、アラモの戦いで、挑発にのかったメキシコ軍が発砲してしまい
アメリカ、テキサス側が正義だというプロパンガンダに屈してしまったメキシコ
なので、慎重に、慎重に配慮していましたが、さすがに国土の半分近くを
持って行かれそうになっているので、戦争しかありません。
あれ?どこかの日本と言う国に似ているような。。。。
産業革命の影響かで工業化が進展していた米国の武器、兵器の威力はすさまじく
あっという間にロサンゼルスを占拠。ネバタ、ユタ、オレゴンなどを占拠
勢いはとまらず、現在のメキシコの大都市モントレーも占拠。
ついには、首都のメキシコ シティーにまで進行します。
ここでも、アメリカは追撃の手を緩めません。現在のアメリカ合衆国の領土も
制圧され、首都まで陥落の危機に陥ります。