では、首都圏以外の地域はどうなるのか、田母神氏が再度大阪市長選に出れば

もう少しリアルな数字が出るのでしょうけど実際あり得ないので。

先ず、人口500万人以上(広大な面積の北海道は除く)の都府県をピック アップ

してみました。大阪府、兵庫県、愛知県、福岡県です。残念ながら首都圏で

発表しているデーターがこれらの地域でておらず3年前の国勢調査のデーターです

人口構成は、ほぼ首都圏と同じですが、愛知が20代が14.2%と若干多く、

トヨタ及び関連工場が日本で海外流出せずに踏ん張っているからかも知れません。

ここに都知事選での田母神氏の得票率を単純に当てはめると、大阪府が39万、

兵庫県が25万、愛知県が34万、福岡県が23万で合計121万となります。

ここも、首都圏と同じく半分とみて60万が固定と推定します。

この4府県で人口約2,700万人、有権者数が約2,200万人です。

それでは、かなり強引な方法で、政令都市で人口の多い、札幌、京都、仙台など

も含めてしまいうやり方ですが、この8都府県以外の合計は、人口約6、600万人、

有権者数が約5,400万人と、日本全体の半数を若干欠ける規模です。

人口構成の特徴は、70代が13.8%、80代が8%と都市部より3~4%

上がってしまっています。県によって差があるのでしょうが、その他の20~40代

の年代が若干少ないくらいで大幅に首都圏や阪神圏に若年人口が流入している絵に

なっていません。ここのその他日本で一くくりにしてしまった所の誤差が一番補正

するのが難かしく、確かに70歳以上の方ですとネットアレルギーも多いのは容易に

察します。敢えて東京都知事選の数字を当てはめてかつ強引に70歳以上からの得票を

0にしてみますと。約250万となります。

ここも推測になってしまいますが、下手すると固定層がこの数字の3分の1位になる

可能性もあります。半分だと125万、3分の一だと83万票

これら全ての数字を合計すると首都圏(70+77)÷2で74万+60万+125万

=259万(高)~ 217万(低)となり古谷さんの250万の推定に近ずきました。

仮に、田母神氏が政党を立ち上げたとして、参院比例区に出たと仮定すると(最悪、運動資金

の問題もありどうしても都市部中心の活動にならざる得ないでしょう)2013年の

参院選では社民党が約得票数125万票で1名当選。その次に少ない「みんなの党」でも

約475万票で、4名。日本維新の会が約635万票で、6名。

ドント方式と言うので完全にこの数字が合致するかどうかは分かりませんが、

新党結成した場合200万票前後で、1~2名の当選と言うことになりそうです。