そして、魔の10年後、世界的な悲劇があの国をも襲います。
リーマン ショック!!
2008年、韓国の主要銀行はほぼ外資の管理下にありました。この年の9月
米政府にリーマンが切られます。韓国産業銀行の25%をリーマンが引き受ける
予定でした。この結果リーマンの出資を受けられず、信用不安が韓国市場全体に
広がり、外資が一斉にウォン売りを始めて、逃げ出します。
10月末には、1ドルー1000ウォンから1500ウォンへ急落。
流石に、米政府も今回は見逃せず、昨今、流行りに流行った同月、300億ドルの
スワップ協定を結び、1ドルー1200ウォン代まで戻します。12月にはアメリカ様
の圧力で日本も300億ドルのスワップを結びます。しかし限度を知らないと言うか、翌年2月になると300億上限の200億ドルを使い果たした2月20日に
再び1ドルー1500ウォンまで再下落しますが、日本の300億ドル枠の
おかげで、何とか乗り切ります。
そう言えばこの頃から、どれだけ経済効果あったのかは正確にはわかりませんが、
日本に対して異様な観光誘致や韓流ブーム キャンペーンをやり出した頃です。
これに味をしめて、次々と日韓通貨スワップの増額や期限延長を民主党政権が
受けて行きます。詳細は数多くの人が書いているので書きませんが、国際通貨でも
ない、ウォンを外貨に換えてもらって日本円を担保にするなんて現実はありません。
完全に、日本が保証人になってるようなものです。
このスワップ協定、延長されなかったのですが、2013年末に出るはずだった
韓国の外貨準備高の発表が2014年3月末に延期されたそうです。一体いつまでしらを
切るのか??? 当然、IMFは1997年を忘れてはいません