一つの国の通貨を紙屑のような価値に落として、ハイパーインフレも起こしかねない
事を民間の相場師がやるなんて。。。。。
で、ヘッジファンドは儲かったのか?1説によると余り儲けは出ていないのでは
と言う説があります。香港以外の国は、通貨信用度が低くドルなどに交換する場合
20%前後の手数料が取られるからだとか、さすがに余りにも多くの国手を広げすぎて、
売り買いのタイミング煩雑になりすぎたなどと言う人もいます。
公表されていないので真偽はわかりません。
良くも、悪くも、悪の権化のように言われているソロスですが、本人は大損を
する時もあるし、株式などの投機で失敗することもあるので、こう言う言われ方は
されたくないと言っています。ただ、個人資産は220億ドルとも言われ、株などは
時価総額でしょうが、それでも現在のレート約2兆2千億円強い。
私生活では日経の41歳年下の女性と再々婚。。。
この人は笹川良一タイプなのか、支援財団を設立したり、寄付をしたりと社会活動
をアピールしています。ロンドン スクール オブ エコノミックスが英労働党
と親しいからなのか、リベラル、社会主義的思想家で、反共和党、特にブッシュ大統領の
金融グローバル主義に猛反対しています。一見ヘッジファンドがグローバル化に
反対しているのはおかしいような気もしますが、この通貨での空売り攻勢は、固定相場
だからこそ効果があったとも言われています。耐えきれられなくなって変動相場制に
移行したところで利益を上げる。
同じユダヤ系なのにイスラエル批判を繰り返したり、ソ連に対しては悪の帝国主義者とし
旧ソ連の衛星国、連邦国内の国々への独立派に資金援助もしていたそうです。
どこから、どこまで本音なのかよくわからない人です。現在は一線を退いて
政治活動や学術活動などを悠々自適におこなっているようです。