チャーチルが高齢で引退し、死去。英国が疲弊しきってきて、
保守党政権に非常に不満が高まってきます。ここで、労働者を
中心に支持を得た労働党が1964年、ついに政権を奪取します。
彼は当然、社会福祉だ、近隣国と協調だなど公約をするわけです。
翌選挙期で、一旦、保守党のエドワード ヒース内閣に政権開け
渡しますが、1979年まで、労働党内閣が続きます。
当初、共産、社会主義宜しく、富裕層への所得税課税の強化
それに伴う現在でも世界一、ハイレベルの税務署。国内外の
隠し口座、脱税の徹底調査で何とか富裕層から金を取りまくって
財源にあてるようにします。この時期英国の有名ミュージシャン、
俳優、大実業家などが税金が安いアメリカに逃げ出して行きます。
欧州、独自すぎだった英国をEU前身のECC加盟などもやってしまいます。
そして、1980年、この後約11年以上も続く、女性首相、保守党
のマーガレット サッチャー政権ができます。
まずは、共産勢力の駆逐、自虐的になっていた教科書、教育を
改訂し、愛国的な方向へ導く。
英国連邦内の移民でも、英国への移住、移民制限の強化。
共産、社会主義に振れていた、国営、国の第3セクターの民営化
を図る、
国鉄、電気、電話、ガス、水道、の民営化を図ります。
確かにこれは、非常に今までぬるま湯につかっていた公務員や
社会主義者に冷や水を浴びせたわけですが。。