1700年の後半から1800年代前半にかけ、面倒くせ~手作業
を嫌い、軽蔑する欧州人の中でも英国は機械化大量生産
をすべく、機械発明に力を入れます。これが産業革命と言われるものです。
当初はこの工業化で英国は世界の工場と言われるのですが、
後進のドイツ、政権変革が繰り返し行われて不安定ながらもフランス、
南北戦争後、北部代工業化に舵取りを進めた新興国アメリカ、
ここに工業製品の熾烈な価格競争が起こってきます。
ざっくり言うと、既存の製品は、質が似ていれば安いものが売れる、
革新的な新製品を常に開発しないと値崩れに対応できない。
しかしながら、研究開発には時間がかかる。
結果、英国内の労働者の賃金は減る事はあれ、上げると言う事は
非常に困難な時期でした。
この頃から、新古典派経済学といわれるような、労働者の教育の
担保だとか、社会福祉研究やドイツなどのマルクスなど更に
踏み込んだ社会主義(レーニンがこいつを激左に変えて行った)
こんな事情から、クリスマスの日と翌日休みにしようよと言う気運になりました。
英国では現在でも、正月、このクリスマスの2日、5月1日のメーデー
(これも労働者の休み)、復活祭(「イースター)の2日くらいしかなく、
さすがに少ないっていうので、バンク ホリデー(なんで銀行休業日
なんだかわかりませんが)を年に2日とってます。
とにかく祝日が少ない。でも1年目から有給休暇が20日なので、
つじつまは合ってます。
このボクシング デー、英連邦でキリスト教が第一宗教の国では同じく
祝日になっております。なぜか香港も祝日と言うのがシナ系の
得になるものは全て頂く感を表してナイスです。
アメリカ人にボクシング デーの休暇の話をしたら、予想通りボクシング
イベントやる日を休みにしているのかとのリアクション
たまたま、カナダ出身者がいて、カナダも休みだぜと言ってくれたのですが
その後場が非常に、微妙な雰囲気になってしまい。話題を変えました。
なんでアメリカ?