この国民とか、市民とか、人民とか、庶民とか、日本語で表される
いろいろな表現。全く持って奇奇怪怪です。
この辺りの言葉は欧州言語の思想や社会の統治体制の変化
などに合った言葉を随時日本語に下だけなのですが、
大きな変革期は、フランスの思想家、ルソー(Jean-Jacques Rousseau)
が1700年代中盤に完成させたのではと言うことになってます。
ホッブスや”パクリ”のロック、デカルトなどなど、余りにも庶民の生活
がひどすぎるのに国は守ってくれない、一方、内戦、戦争略奪戦争
ばかりで、もういい加減に皆で戦争のルールを決めようよ!
別に超福祉主義の全住民に国が全ての生活を保障するなんていう事では
なく、庶民は最低限、税金や戦争のどさくさで、兵士に略奪されるなど
の行為をルールで禁止しようではないかと言うのが発端です。
そこから、人間性とか最低の権利とか支配層ではなくとも
古代のように、せめて搾取だけではなく、人の話も尊重できないかと
言う思想です。勿論、そこの地元の人限定で、よそ者のは考えていない。
このルソーの考え方が、啓蒙思想、英語で、The Enlightenment,
フランス語でLumières と言います。
元の意味は光を当てる、Lightの光と言う意味の動詞がEnlightで
これを名詞にしたものです。
支配層以外の者にも、光を当てよう、意見を聞け、~これが拡大解釈
されてきて、身分の上下に関わりなく、人間の普遍性とか、偏見をなくせ
平等論~ egalitarianism
と言う思想が広がっていきます。勿論、地元の人だけす
このルソーが影響力を発揮出す所で、直後、フランスの全面バックアップ
でのアメリカ独立戦争と名つけられる、現地植民地での、クーデター
のようなものとか、フランス革命とかおこります。この辺りは別項で
考察したいかと思います、