この娯楽製品、どこに金がかかるか。。先ず映画、これは俳優の数や
ロケ地の関係でCGが普及したとはいえ膨大なお金がかかります。
アニメ、アニメーターと言ってま~作画者の数を増やすと人件費が上昇
するのですが、鬼の様な低賃金と長時間労働で何とか対応しています。
ゲーム、勿論、原始的な非常にシンプルなゲームでもまれに
ヒット作は生まれるのですが、3D化、CG化で、ミニ映画のように
成ってきており、作画の人間に加えプログラマー、シナリオライター
など膨大な数の人間をかけても1年~2年新作がでるまでの開発・制作
期間がかかる次第になってきています。
これは膨大な人件費を払いかつ1~2年間は売り上げが上がらない
事態を表すわけです。
最近はオンライン型、(携帯でも同様ですが)ゲームの市場が
伸びています。元々違法コピーが蔓延する韓国がオンライン ゲーム
の市場を大きくし、中国が追随した形です。
日本、米国はそこそこと言う市場感でしょうか。
ただ、このオンラインはなるべく長くプレーヤーにゲーム
をしてもらうために、定期的にコンテンツやアイテムの追加、
イベント開催(要は、やることが無くなって、プレーヤーに飽きられて
しまう状況を回避するために)をする必要が出てきます。
これは、オンラインゲームのあるタイトルが終了するまで、
ゲーム開発・制作が終わらない事を意味します。人件費が永遠と
続くわけです。
何だ、金かかるものばかりじやないか!そうなると音楽は
これはある面安く上げる事は可能です。今のようにDTM,
PCソフト、サンプラー、リズムマシンを駆使すればバンドを
組まなくても音作りできますし、後の経費はボーカルの録音費用
(スタジオ代とギャラ)及び編集の技術者の費用位です。
逆に言うとオーケストラなど人数を使うと人件費が上がります。
クラッシックやオペラなどかなり制作費が上がります。
これ以外の経費で一番大きいのは大御所、ビッグ グループに
対する契約金です。他社へ移籍させないための処置ですが、
契約年数を決め最低、発売用に何曲を出すと言うやりかたが
ポピュラーで、数億から~数十億になる大スターもいます。
しかしながら、それ以外の中堅、小物、新人にはそんなもの出さないわけで
経費節減は可能です