現在、売上の落ち込みが著しいものにCD,DVDがあります。これは

違法ダウンロードや無料配信のサイトの乱立で、予測はしていたものの

特にCDに関しては、10年前の半分近くまで売上が落ち込んでいます。


上記の理由に重ねてCDのアルバムでは、1数曲入りですが、

REMIXだ何だの聞きたくもない曲も排除できざず、2,000~2,300円

払う訳ですが、ダウンロード販売になると昔のシングル盤では

ありませんが、一曲買いができるようになりました。


2012年の世界の音楽作品売上ですが、1位がアメリカ、約3,600億円、

僅差で2位が日本、何と3位が約1,500億円の英国、4位が約1,400億円

のドイツ、以下フランス~違法コピーだらけの韓国、中国は良くデーター

が信用できません。


現在CDのデイスク販売に対し、ダウンロード全盛で30~40%がダウンロード

(有料)と言われています。


人口が倍くらい違うのに日米の売上がほぼ同じなのは、やはり日本人の

コレクション気質の高さかと思えます。

アメリカでは、新譜のCDが15~19$に対し数ケ月すると10$(1,000円程度)程度に

値段を落とすのですが、それでもCDの販売が伸びない。


結構ユニークなのは英国で、英国人も非常にコレクション気質

が高い人達です。消費税に当たるVATが20%なので、12~15£、

日本円で、2,000~2,500円のCDの価格ですが、レンタル ビデオ、CD店

が全然流行らない珍しい国です。これはDVDやコンソール、携帯のディスク型

ゲームも同様で結構買われます。


どうも、英国人は食事しなくとも娯楽にお金を使うのをいとわない民族

のようです。


とは言え当然この違法コピーや無料サイトの発展でCD、DVD、ゲーム

の売上自体はじりじり起きています