各種イベント、記念セールスを行ってしまいます。勿論、民間業者がで
ミレニアムは英語で はmillennium 、語源はラテン語で「千」を意味するmilleと
「年」を意味するannusを組み合わせて、千年置意味します
millenniumの語はもともとは、聖書の黙示録で予見されている「至福千年期」を
指す言葉であり。、旧約聖書の「ダニエル書」と新約聖書の「ヨハネの黙示録」に記され
キリストが地上に再臨してこれまでの秩序が終わりをとげ、復活したキリスト教殉教者と
ともにキリストが千年間に渡って支配する「千年王国」が訪れる、というものだ。
さらにこの千年間が終わるとサタンとの間で最終戦争が行われ、キリストと善人
たちが勝利した後で「最後の審判」が行われる、とされているものです。
古いですが、永井豪氏の漫画「デヴィル マン」の世界のようです。
ここから、千年単位でこの世は根底覆すような大転換、変革がおこる
と言う教えです。
西暦2,000年は更に2つの祝い事が重なります。キリスト生誕2,000年
と大聖年(Jubilee Year)、これはカトリック教徒のみに定められているのですが、
大々的なローマ巡礼を信徒に認める年で、大体1300年から25年おきに
ローマ法王庁が認めてきました。
ここで、キリスト教国は2,000年にまとめて全部祝っちまえと言う雰囲気に
なったのですが、ここで、1~1,000が最初の千年で、1、001~2,000
が次だから、2001年がミレニアムではないのか?21世紀の始まりだって
2001年からでしょうが。。。
世界標準時刻を定める、ロンドンのグリニッジ天文台は、2001年1月1日
との公式見解を出しましたが、そこのおひざ元英国では商業的にセールスや
イベントを一挙にやって売上を伸ばしたいがため、2000年に強行に各種、イベント
記念セールスを始めてしまいます。勿論民間業者がですよ。
更に、当時のアメリカ クリントン大統領は「じゃ~2,000年~2001年
2年間両方OKで良いじゃない」と言いだします。恐るべし商魂アメリカ
更に、この直後、次は3,000年か3,001年間早く決めないと言いだした
マスコミや関係者。。。千年後のことだし、人類史上2回しかやっていないのに。。。
日本の場合はクリスマス期ににわかクリスチャンは増えますが、余り話題にも
ならず、21世紀は2001年1月1日から開始と言う別にミレミアムとは
関係もなかった商戦だったと聞いています。