シリアの内戦、激化してます。デイリー読売やジャヤパン タイムス
を見るとCivil War = 内戦とされています。これは、フランスの哲学者
であり、コンンポーザー(結構作詞作曲で売れていた)ルソーの
社会契約説あたりから(実はスイスのジュネーブ生まれ)1700年代
に出た、市民の権利、自由平等、王権への批判、庶民の権利獲得など
Civil, 民、庶民、民意などと言う意味合いのごげんであります。
それで、フランス革命などのように、圧政に苦しんで、疲弊した市民
(実は庶民では無く、王侯貴族や高級官僚にいけない、下級官僚
や教師など、ある程度の教育を受けたものが中心で、この構図は
ロシア革命にも継承されます。。。ある程度教育受けたものが身分差で
取り分全然とれね~からあったまきた!)の蜂起、戦いの意味で使われます。
市民革命?とは言いたくないです。市民と庶民が違うのですから。
英語、英国では反体制の騒乱はRebellionなどを使います。
アメリカの南北戦争はこのCivil Warって表現するのですが、援助国の
フランスの受け売りか、この言葉をあてました。
南北戦争は、安価な奴隷労働力で、木綿、農産物、煙草など英国及び
英連邦への輸出で恩恵を受け、更に関税の緩和など新英政策を望む
南部と、独立戦争(紛争?)後も米英戦争(1812~14)などやって
(これも、凄い話で、カナダ側から、北部失地奪回のためイギリスが
原住民のインデイアンをたきつけて、取り込んで反乱をおこしたものです)
やたら逆らう北部に輸出入制限を行いました。
北部は食うために、工業化を進め、機械化を進め労働力を確保するために
国内に居住する黒人奴隷を低賃金で使うのてっとりばやいため、所謂
解放と言う名甘事の引き抜きをはかった結果です(でも黒人の選挙権は
1960年代まで認めませんでした)
市民と庶民と奴隷(に近い人は)違います。
で!市民革命にすれば美名に聞こえる。
市民革命が正しく、何か旧共産主義的記者がCivil Warと書いたのか?
でも、内戦と書いた記者がふり戻したのか?
単に、お決まりで、訳語の内戦にしたのか?
考えすぎでしょうか?ただ、したり顔で読売新聞の英語時事ニュース
翻訳コーナーの設問に使うなよ