般若、舎利子、涅槃、色即是空



一見、素晴らしい漢語で平家物語の序文にあたるような

感じですが、影響受けています(後述)

ラフガディオ ハーン(小泉八雲)、(アイルランド系

の父親とベルギー系の母親で、米国の新聞の特派員として

日本に派遣され日本文化に感銘を受けた)の「耳なし

法一」でも平家の落ち武者幽霊に対抗する際この般若心経を

体中に書くのですが耳だけ忘れて引きちぎられると言ったやつです。



この漢訳素晴らしいのは、釈迦のおおらか性は伝わらずとも、

(伝えず?)ストイック性を漢字で表現したところです。



これを発音すると、カンジンザイボサツ。。シキソクゼークー

ゼークシキゼー、シャリシー、



源音はアジアの古典語、ラテン語と並ぶ古代文献の標準語

サンスクリット(梵語)での発音です。

この言葉はほぼ死後に近く、サンスクリット語だけ話す

話者はいないと言われています。



文法は完全にインドーヨーロッパ語で、中性、男性、女性の

名詞、冠詞の区別があります。

文字はエジプトから来る、源アルファベットの支流で、

日本では墓地の長い木の板、卒塔婆~大抵、表が漢字、

裏がこのサンスクリット~梵語になっています。

因みに、舎利子は寺院や墓を祭る、小塔(五重の塔などの

ミニュチュア版です)



でも、インドでも中国でもマイナー宗教なんだよな!

本当、日本以外の仏教はフリーダム(Freedom)

でイギリス国教会並です