文字は歴史的に言うと、表意文字、例えば鳥なら、鳥の絵を簡略化して

いって、記号のようなものにしました。現在で言うと、絵だけの「アイコン」

のようなものでしょうか?

秦が統一した時に公式の文章に採用された漢字。紀元前3,500年

位から始まったと言うメソポタニア(イラン、イラク、シリア周辺)の楔文字、

これがエジプト方面に伝わってきました。


但し、簡易イラスト間は多くの人は理解できますが、文字数が多くなると

どうしても、簡略化が進む、又精神的な事を現す~感情とか、心理状態

とか絵で表現するのが難しかいものは、文字の作者の想像力に

頼らざるえませんでした。

これは、文字を覚える「暗記能力」と想像力が必要でした。

ルーン文字もアイルランド(古代ケルト)文字も最初は表意文字と考えられます。


一方、逆に音でそのまま現した方が早いし覚える手間も省けるではないか、

文明、文化が発展すると情報量も増え、伝達の時間も早くなることが

要求されるのに従って必要になってきました。


ギリシャ、ローマ時代のアルファベット、ルーン文字などもアルファベット読みも

併用されてきました。平仮名、カタカナ、遅れてハングル(15世紀)などです。


愚民政策をしき続けた、中国歴代王朝(漢民族以外も同じく)は民衆に

余計な知恵を付けさせないために、科挙試験を得られねば役人なれませんでした。

これは、膨大な漢字を、古典の書物を暗記させるもので、余計な未来な

事を考えさせず、時の政権の言われたことを処理する事務や生産する政策でした。


更に、忠実な中華思想の後継者と自称する李氏朝鮮は500年間も

この愚民化と科挙制度を堅持したのでせっかくハングルを作っても地方下級

役人の漢字の補助文字以外全く使われませんでした。結局日本との併合まで

ほぼ埋没された文字でした