英国というかグレートブリテン島には紀元前5世紀ころ欧州大陸からケルト族が侵入してきたと言われます。現在の南ドイツやオーストリア地方とも言われます。その後紀元前55年ごろローマ人が侵入して行き

現在のロンドンから南部一帯を占領しグレート ブリテン島を治めました。その後ローマ帝国が広大に

なりすぎ疲弊してきた5~6世紀ごろから北ドイツやデンマーク地方にいたアングロ サクソン族がイングランド南部に侵入し始めアンゴロサクソン7王国というのを立てました。その頃は北に追いやられた

スコット族=現在のスコットランドもアイスランドやフェロー諸島との交流をしていたと見られます。


従いまして、古い英国の文学「ベオウルフ」は北欧神話風のサーガ=抒情詩であり古代英語のアルファベット表記はoe, ᛰなど現代の北欧やドイツ語のアルファベットに似た表記がされていました。


この時代から英国では北欧文化が浸透していきました。従っていまでも地名に関しては英語風の読み方

ではないBuckingham(バッキンガム宮殿)、Tottenham(トッテンナム)など多く残っています。

この後、北欧からフランス沿岸部に侵入してきたと言われるノルマン族(ノルウエー系の説)の王

ギョーム(ノルマン人候ウイリアム)がフランスより進行しイングランドの諸国を1066年に統一します