世の中には、色々なパンの種類があり、
作るレシピによってもパンの味や見た目は変わってきます。
例えば、シンプルな食パン一つをとっても、
香りや味が全く違ってきますよね。
私自身、教室のレッスンで行うパンのレシピを作る時に
気をつけていることがあるのですね。
今日はそのことについてお話してみたいと思います。
教室で焼いたパンと何か違う
パンを習い始めた頃というのは、
パンの知識は全くありませんでしたので、
とにかくパン教室で習ってくるレシピ通りのパンを作っていました。
自宅で作る度に、
レッスンで作るパンの味となんか違うなぁと
いつも感じながら作っていました。
少しパン作りに慣れてくると、
ネットや本のレシピを見たりして
色々なパンを作ったり。
そんなことをしているうちに
それぞれの材料の配合によっても味が変わってくること。
違うメーカーの材料によっても味が変わってくること、
というのが分かってきたのですね。
家族に喜んでもらえるパンを考える
色々なパンを焼いてきたことで
自分が美味しいと思えるパン
家族が美味しいと言ってくれるパン
というのが、だんだんと分かってくるようになりました。
試作する度に
家族が美味しいと言って食べてくれるか
そのことを基準に配合を変えたり、材料を変えたり、
見た目にも気を配るようになっていきました。
なぜ、そこに拘っているのか?
それは、
”作ったパンを美味しいと言って食べてもらいたいから”
ただそれだけです。
普段の食事でもそうですが、
家族が食べてくれなかったりすると
とても悲しい気持ちになりますよね。
それが、
「美味しい!もっと食べたい!」
と言って、残さずに食べてくれたら
こんな嬉しいことはなくて、
「また作ろう!今度はもっと美味しく作るぞ!」
なんて思ったり。
それはパン作りでも同じことなのですね。
家族が美味しいと言って、食べてくれる。
作る度に家族が喜んでくれる。
そのことで、
もっともっと美味しいパンを焼けるようになりたいと思いますし、
もっともっと色々なパンに挑戦したいと思うのです。
ですので、私がレシピを考える時に一番大事にしていること
それは、
家族が美味しいと言って、喜んでくれるパン
ということなのです。
レッスンと同じようにご自宅でも作ってもらえる為に
私の教室では、
レッスンと同じようなパンがご自宅でも作って貰えること
そのことを大切にしています。
材料一つをとっても、パンの味が変わってきたりしますので、
レッスンで使っている材料についてお話させて頂いたり、
一つ一つの工程についても
ご自宅でも復習しやすいように
レシピには工程写真を載せてあったりもします。
そうすることによって、
生徒さんがご自宅でも美味しいパンを焼ければ
ご家族の皆さんにも喜んで頂け、
それが生徒さんの自信にも繋がる。
そんな風に思っています。
まとめ
今回、私がレシピを作る時に気をつけていること
について書いてみました。
せっかく手作りのパンを作るのなら、
生徒さんのご家族の皆さんに
「美味しい!」と言って喜んで貰い、食べて貰いたい。
私自身、そんな思いでレシピを作り、
レッスンでお伝えしています。
あなたが作る手作りパンは
ご家族の皆さんにとって、世界一のパンになると思いますよ。
美味しいパンを手作りしてみたいと思っている方の
参考になれば嬉しく思います。
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