今日も温かい一日だった

庭の沈丁花も次々に開き始めた

いい匂い♪

 

74歳の子供と12歳の幽霊母親の話?

なんだか面白くなさそうと思いつつも

国際アンデルセン賞を受賞作品

おまけに「魔女の宅急便」の作者ときたら

気になって仕方ない

 

私は昨年の9月まで母と一緒

ずっと幸せを貰いっぱなしで

最後の旅立ちまで

私たちが独り立ちできるよう

育ててくれた

 

この本の主人公イコさんは5歳の時に

母親に逝かれて母の記憶がない(゚ロ゚)

こんな可哀想な子もいるんだ

 

母親の写真も最近偶然見つけた12歳の時のもの

だから幽霊も12歳の姿なのですね。

 

ネタバレになるからそれ以上書きませんが

なにもかも少しづつ奇想天外で面白い

 

死と生との境目とか

心残りがあると昇天できないらしいこととか

死人も生きてる人間も紙一重の存在

 

「かならずのリンゴ」とか

「僕の道」とか

素敵な言葉がちりばめられていて

生きる希望が少し元気も少しでてくる本

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

好きだな