
隣のばば~
忘れもしない今年の七草の日
1月7日にいきなり私のことを呼び出して
隣の自分の庭に連れ出した。
いったい何用かとハトが豆鉄砲状態の私に
家の庭猫に餌をやるから
自分の庭にふんをして迷惑だと言い出した。
糞を片づけていて感染症にかかって救急車で
運ばれたことがあるとも言った。
(自分が不潔なことをしていて罹った病気まで
どこの猫の糞かもわからないのにうちの精にされても)
「この辺りにはい~っぱい野良猫がいて
家の庭猫は2匹しかいませんが・・・」
「お宅の黒い猫が今朝も来て・・」
「ちょっと!その黒猫は前の家の猫ですよ。」
「白黒の猫が来てふんをしていた・・」
「うちの猫ではありませんよ。
そこら一帯の猫の責任まで内に押し付けられても!
家にはちゃんと避妊手術しているし2匹しかいないし
トイレも庭に作っているし・・」
お父さんもそういわれましたが、
お宅が庭で餌をやるからほかの猫も寄ってきて
家に来るんです!」と言うではないか
「冗談じゃない。食べたらちゃんとおさめます。」
「現にいま餌を出しっぱなしではないですか?」
(結構高い塀があるのにどこから覗いているのだろうか?)
「あなたが呼び出すから餌をやっていたのに
途中で来たんじゃないですか」
なぜか見知らぬでかい厚化粧のおばさんが
私を挟んで立っていて相槌うっている。
「お宅はどなたですか?」
「どなたと言われても・・・」
「私の友達です。
いつも来て猫のふんを片づけてくださるんですよ。」
(ふ~ん糞友達か)
ぞーっとした。
毎日うちの庭を覗いていたのか?
家に敵意を感じてはいたが
隣家ではあっても嫁であり一切接点はない。
それなのに家がエスティマを買うと
似たようなワゴン車を買ったし
パッソを買えば似たようなのを買うし
父がなんで真似するんだろうかと
言っていたのを思い出した。
「それで私に どうしろと言うのですか?」
餌を食べるまで監視してほしいという
「判りました。お安いご用です。
それで気がすむのならそうしてあげましょう。」
じゃ、と帰り掛けたけれど
急に我慢できなくなって
「あんたたちのおかげで
こっちの方がよっぽど病気になりそうだ!」と
大声で怒鳴ってやった。
それまで一度も隣の家なんか目にもくれたことなかったが
どこからうちの庭を覗いているのかと気になりだした。
改めて見てみると
そのうちには2階の四方に窓があり
薄いカーテンの隙間から覗いていたのが見えた。
は~1日中ああやって我が家を監視していたのか?
以前火事を起こして近所迷惑かけたくせに
自分のバカ息子の監視もできなくて
警察沙汰になっているくせに
よくも関係ない私にこんな文句を
正月早々言ってきたな!絶対に許さない!
怒髪天を貫き
心臓が破裂しそうなほどに立腹した。
生まれて初めて人のこと死ねばいいのにと
思った。
以前、父にも猫のことで文句言いに来たことあった。
母にも言ってきて
おまけに保健所まで寄こしたことがあった。
両親たちも私と同じくらい腹が立ったのだろうと
当事者になった私はますます実感したわけで
庭に出るたびに隣のババーが覗いているのではないかと
気持ち悪くてたまらない。
以前に父と車で帰った時
夫婦でうちの門扉から庭を覗いていた。
用事があるのかと慌てて降りようと思ったら
それより先に自分の家に姿をくらましたことがあったっけ。
変なの!何してたんだろうと父と呆れた。
いろんなことを走馬灯のように思い出した。
隣家との境の塀に沿って背の高い植木を移動させ
パーテーションを買ってきておいたり
このアジサイは背が低いけれど境においている鉢植えだ

花で隣の悪意を遮断しようと思っている。
でも2階の窓から我が家の2階の庭は丸見え
監視されていると思うこのストレスは
ずーっと解消されることはないだろう
ただ、あんなババーの思い通りにこちらが
ぽしゃると思ったら大間違い。
殺気も感じたから
もしも我が家に不審な事件が起きたら
一番に隣のババーを疑うように
知り合い全員に話した。
All About 「ストレス」ストレスを大きくする人、小さくする人の差