
お隣さんと挨拶で顔を合わせてからが半年が経った。
すっかり打ち解けて夕飯もご馳走になることもある。
まさきくんも「しょうくん」と呼んでくれる様になり俺も彼を「まーくん」と呼ぶようになった。
数日経って分かった事だがご主人、つまりまーくんの父親は大手食品メーカーに勤めていてこの春から海外勤務となった様だ。
1年後には戻ると言う事で奥さん、(えっと名前は美波さん歳は俺の2つ上)とまーくんは残る事にしたらしい。
3人でランチをした後近くの公園に寄りまーくんを遊ばせている間美波さんに聞いてみた。
「寂しくないんですか?」
「そりゃ寂しいけど…日本で生活して子育てはしたかったし主人もそうした方が良いって実際向こうに行っても忙しいみたいで…。」
「家族一緒にいられないのは辛いですね。まーくんだってパパと遊びたいんじゃないのかな?」
少し離れたところにいたまーくんと目が合うと駆け寄って来た。
「見て♪お星さまみたいね。」と屈託ない笑顔で手に持った黄色に少し赤く色付いたもみじの葉を俺に見せてくれた。
「ホントだ。パパにも見せてあげたいね。」
と言うと。
「ううん。お星さまはしょうちゃんが好きだからしょうちゃんにプレゼントするんだ。しょうくんもお星さま好き?」
「好きだよ。」
「じゃあ、しょうくんの分も探してくるね。ママこれ持ってて。」
もみじの葉を美波さんに預けるとまた公園内を走って行った。
「パパよりあなたやしょうくんが近くにいるから寂しくないのかもね。フフフ」
と嬉しそうにまーくんを見つめていた。
「しょうくーん、あったよー!」
離れたところから大きな声で戻って来たまーくんが俺の前に赤く染まったもみじの葉を渡してくれた。

「しょうくんのは真っ赤なお星さまね。」
優しいその笑顔に雅紀の笑顔が重なって思わずまーくんを抱きしめた。
「ありがとう。大切にするね。」
まーくんの温もりが全身に伝わり胸の奥の感情が悲喜こもごもした。
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どーもどーも、忘れた頃に顔を出すぶいちゃんです💦
まだ書いてたの?と呆れられていることでしょう…分かってます
書かなくちゃ!書けない!終わらせなきゃ!書けない!の繰り返しでございます💧
それもこれも櫻葉不足だからだー己の文才が無いだけのこと
もし、待ってる方がいたらごめんなさい🙇💦
さて!本日は大追跡第7話放送日



もっと深く名波凛太郎の事を知りたい!と思う水曜9時。
そして〜いよいよシーズン1の最終話の「相葉さんの大冒険」
エピソードごとは短いけど相葉くんをたっぷり堪能出来るから嬉しい✨️
今回は世界文化遺産の沖ノ島(福岡)








ぶいちゃん