翔くん誕生日記念のBirthday Storyです。
良かったらお付き合い宜しくです
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手に取るとハイブランドのPCケースと充電器そしてテーブル等が入っていた。
「え?すっげぇ良いじゃん。」
「良いでしょ?翔ちゃんPC直で鞄に入れてるから。これならさ、ほら見て。そのまま持てるしこの充電器もテーブルも入れられるんだよ。」
相葉くんが得意げに説明してくれるのを3人は笑って見ていた。
「相葉さん、その位翔さん分かるって。」
「いや、ありがとう。マジ嬉しい。絶対使う。」
「これも相葉ちゃんが探したんだよね。翔くん仕事で良く使うからこんなのどうだろうって。プレゼントも俺等お金出しただけ。」
松「言い方悪いなぁ(笑)」
ニ「俺等だっていろいろ案出したよね。けど相葉くんが俺が考えるって言うから。まぁ結果良かったじゃん。」
「うん、良かった。良かった。」
満足顔の相葉くんに改めて『ありがとう』と言うとはにかんだ様な笑顔を見せた。
5人揃ってからかれこれ3時間位経った頃
「俺、明日早いからそろそろ帰るわ。またね。」
と、ニノが先陣を切って店を出ていくと『俺も』と兄さんも帰っていった。
元気だった相葉くんも既に眠そうに身体をゆらゆらと漕ぎ出していた。
「相葉くん、今日はいろいろとありがとうね。忙しいのに…大変だったでしょ?お店もプレゼントもめちゃくちゃセンス良くてさすが相葉くんだよ。」
松潤がトイレで席を外したの確認して俺は相葉くんに言った。
「俺、翔ちゃんの為なら何だって出来るし翔ちゃんだからしたいんだ。」
「あ、ありがとう。嬉しいよ。」
「そうだ!これも渡さないとね。」
相葉くんが鞄から取り出したのは
「恒例のアレです。」
「アハハハ、ありがたい。良かった今年は無いのかと思った。」
「翔ちゃんの下半身は俺が守らないとね。」
「何かそれ卑猥な表現。でも嬉しいよ。いつも相葉くんを感じてます。あれ?この表現も変かな?」
「変じゃないよ。いつも俺を感じてて。」
おいおい、そんな熱っぽい感じで言われたらヤバいって。
「何かこんなに沢山サービスされたらお礼しなくちゃなぁ。近いうちにまたご飯…」
「近いうちじゃなくて今がいい。」
「い、今?」
相葉くんが俺の前に顔を出して目を閉じた。
え?何?これってもしかしてキスを待ってる感じ?え?いいの?でも何で?
俺が戸惑っていると
「翔ちゃん、早く!松潤が戻って来ちゃう。」
急かされて俺は慌てて相葉くんの唇に自分の唇を重ねた。1秒位。
「それだけぇ?」
相葉くんのその言葉とダダ漏れる色気そして俺の抑えていた思いのタガが外れたかの様に俺は相葉くんの顔を抑え再び唇を重ねた。
角度を変えながら上唇下唇そして口内まで味わう様に相葉くんとのキスに夢中になっていると扉の向こうで気配を感じ慌てて離れた。
直ぐに扉が開いて松潤が戻って来た。
「どうするもう1軒行く?」
「え?あ、相葉くんがもう限界みたいだから俺送って帰るわ。」
相葉くんを見るとテーブルにうつ伏せていた
それを見た松潤も
「じゃあ今日はこれでお開きね。会計はもう済ませてあるから。」
と、スマートに帰って行った。
相葉くんはテーブルを枕にしてスヤスヤと眠っていた。
今日の為に頑張ってくれて電池切れになっちゃたかな?ありがとな。
少し顔にかかったサラサラの髪をそっと上げると長い睫毛と整った鼻そして薄い唇が見えた。
俺、この唇にキスしちゃったんだよな。
相葉くんの唇好きなんだよ。いや違う。
俺は相葉くんが好きなんだ。
え?でも相葉くんは?何でお礼にキスが良かったんだ?酔ったおふざけか?
次々と疑問が湧きながらも俺は眠っている相葉くんの背に手を当てて相葉くんを揺り起こした。
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ぶいちゃん