ここのベランダからは街が一望出来る。雅紀の通う大学そして緑溢れる大きな公園があり今はピンクに染まる桜が眼下に広がって見えている。
「最高の景色だね。」
「だろ?ここに決めた理由の1つなんだ。春はここから桜が見えるのが良いだろ?」
「じゃあ毎年ここで花見が出来るね。」
「まぁな。でも出来れば花見をするなら桜の木の下やもうちょっと桜に近付きたいけどなwww。」
「翔ちゃん、贅沢だなぁwww。」
落ち着いたところで買い出しした食材を整理して料理に取りかかった。
とは言え料理しているのは雅紀なんだけど。
「うっめぇぇぇ!お前お店開けるんじゃね?」
「え〜?ただのペペロンチーノだよ。誰でも作れるって(笑)」
「んなことねぇよ。このポテサラだって今まで食べたポテサラの中で1番うめぇもん。」
「そうなの?褒めすぎじゃね?でも嬉しい。」
「あ〜毎日雅紀の料理が食べれたら幸せなんだけどなぁ。」
「何それ。それじゃあ今は幸せじゃないって事?」
「そうじゃないって。今だって最高に幸せだよ。ただ雅紀がキッチンに立って料理する姿を見て、出来上がった料理を一緒に食べる日々は贅沢すぎるくらい幸せだろうなって。」
早く雅紀と一緒に暮らしたい。そう思わずいられなかった。
「くふふふ。俺も思ってるよ。でももう少し待ってて。」
そう言ってお皿に乗っていたプチトマトを摘んで俺の口の中に入れた。
「あ、そう言えば一昨日だったかな?潤くんからメールが来て沢山写真添付して来てくれたよ。ほら。」
って携帯の画面を見せた。
「はぁ?俺メール来てねえけど。何で雅紀だけ送られてるんだよ。」
「潤くん、向こうで満喫してるみたいで良かったね。」
潤は海外のミュージカルを観たいと高校卒業後アメリカへ留学した。そこで舞台を演出すると言う新たな夢が出来たようだ。
夢に向かって一途でストイックなところは年上の俺でも尊敬する。
「凄いなぁ〜。いつか潤くんが作った舞台、観に行きたいね。」
憧れな眼差しで応援する雅紀を見て遠く海の向こうにいる潤に嫉妬さえ芽生えてしまう。
「ニノにも会いたいなぁ。」
そして尊敬する人がもう一人。
「あっ、ねぇ。大野さんからは連絡あるでしょ?ニノも頑張ってるみたいだし。」
「あぁ、近々大阪で個展やるらしいな。是非来てって言ってた。」
「うん、行きたい。」
智くんは相変わらずアーティストデザイナーとして忙しくしている。
ニノは大学の進学を辞め経理や簿記の資格を取って智くんのアシスタントとしてサポートしている。この先智くんのマネージャーとして働くつもりらしい。
「みんな頑張ってるね。」
「そうだな。雅紀だって夢に向かって一歩踏み出しただろ?」
雅紀は獣医を目指して獣医学部に何とか補欠で入学した。
「うん、でもギリギリで入ったし6年間もあるし…不安になるよ。」
「そんな弱気になったら親にも申し訳ないだろ。俺も協力する。雅紀の夢叶えたいから。」
「ありがとう。頑張るね。バイトしてお金も貯めなきゃなぁ。早くもう一つの夢叶えたいよ。」
「そうだな。でも無理するなよ。身体は大事だかんな。あ〜雅紀の白衣姿楽しみだな〜」
「そこ?エロ翔を発動させるのはやめてwww」
それぞれの夢に向かって俺達は踏み出した。
雅紀の言うもう一つの夢を叶えるまでもうすぐ。
あの日の約束を雅紀もずっと忘れず抱いていてくれたことが嬉しくてそっと抱き寄せて唇を重ねると。
「/////何?どうしたの?」
「ん?雅紀が可愛いから。チューしたくなった。」
「もう/////!」
と、再びプチトマトを口に入れられた。
トマトより雅紀が食べたいんですけど♡
.。*♡.。*♡.。*♡.。*♡.。*♡
どうも〜ご無沙汰で〜す
どうにか今月中に2話あげられた💦
言い訳しちゃうとね、繁忙期で忙しいのとじっくりお話に集中する時間がなくて書けないのよ💧
&モチベーションってやつ?がzero〜🎶
なので今はフォローさせて頂いてる方のお話を読む専門になってます…ハイ👉👈😅
(素敵なお話が沢山でキュン🫰)
私のブログを読んでくれている方には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ごめんなさい
でもこんな感じでボチボチと続けますので「それでも良いよ~」って方がいらっしゃいましたらこれからも宜しくです
さてさて今、TVerで貴族探偵やってるね。
もう7話まで配信されたかな?
7年前のドラマだけど今見ても良いよね
御前様がス・テ・キ
実はラストがどうだったかすっかり忘れてしまったので改めて見る機会が出来て良かった。
この夏は翔くんもドラマあるしニノも再び日曜劇場でブラックペアンあるし楽しみが出来たね。
想定外の潤くん退所は残念だけど「嵐」には変わりないからカイト🪁の糸は切れなくて良かったよ
櫻葉の今後も気になるところだね。
もしも新たな道へ進む時はやっぱり2人揃ってをお願いしたいな
ではまたね
ぶいちゃん