坂を登りようやく展望台に着くと今までいたレジャー施設が眼下に見渡せた。
レジャー施設の先に見える海の水平線が西日で照らされてキラキラしていた。
その景色をバックに「愛の鐘」と名付けられたミニチャペル風の小さいステージが設置されていた。
2、3組のカップルがその鐘を鳴らしその場からいなくなると展望台には人気がなくなり俺達だけになっていた。
「翔ちゃん、一緒に鐘鳴らそう。」
「マジか。」
雅紀が鐘の先の紐を持って待っているので少々恥ずかしながらも一緒に持って2、3回鳴らした。
「おぉ、結構響くな。」
下にいた時もかすかに聴こえていたけどその場にいると鐘の音が響き渡っていた。
「それじゃぁ、言ってもらおうかな?俺の好きなとこ10個。」
くわぁぁ、雅紀くんその罰ゲーム覚えていたのね。
この綺麗な景色を見てすっかり忘れていたかと思っていたのに…
「あぁ、10個な。えっと1、顔が可愛いのが好き。」
「えぇ~先ずそれ?」
「2、仕草が可愛いのが好き。」
「なにそれ、可愛いばっかじゃんwww。」
「だって可愛いんだもん。」
「だもんって。ハイ、次は?」
「3、その声が好き。4、そのサラサラの髪が好き。5、スタイルが良いところが好き。6、つぶらな瞳が好き。7、肌がツヤツヤなとこが好き。8、抱き心地が良いところが好き。9、あっそうそう、料理が上手くてぇ優しいところが好き。それから…」
「何か…見た目のことばっかりだね。ラスト10個目。」
「それから…10、えっと…ん〜。」
「え?もうないの?俺の好きなとこそれだけ?」
「じゃあ、雅紀は俺の好きなとこ10個言えるの?」
「言えるよ!カッコ良いでしょ?頭が良いでしょ?優しいでしょ?運動神経良いでしょ。足長いでしょ。Hも上手で…って!何で俺が勝ったのに言わせるの!!」
「ハハハハハハッバレた?10個目な。それはこの先ずっと一緒にいたいと思わせてくれるところ。どお?」
「どおって……その…。」
モジモジしている雅紀の頬を両手で挟んで
「これで罰ゲーム終了で良いですか?」
と、聞くと頬を挟まれたまま頷いた。
「じゃあ、俺とこの先ずっと一緒にいてくれますか?」
そしてまたそのまま頷く雅紀の唇にキスをしてから耳元で「愛してる」と囁き抱きしめた。
「翔ちゃん、今のプロポーズみたい。」
「そのつもりなんだけど?」
「じゃあ、返事するね。俺も翔ちゃんとずっと一緒にいたい。いさせて下さい。」
潤んだ瞳で俺を見つめる雅紀を包み込むように愛の鐘の下で誓いのキスをした。
太陽が水平線に隠れ始め秋の風がひんやり吹く展望台で抱き合うお互いの熱い鼓動を感じていた。
「雅紀、寒くなって来たから温まりに行こうか?」
雅紀は照れながら「うん。」と頷いた。
.。*♡.。*♡.。*♡.。*♡.。*♡
さぁ!次ラブラブ突入でーす
でもアメ限じゃないのでまたやんわりね
え〜新年初のお話でした。
改めてまして今年も宜しくお願いします🙇
後、何話で終わるかしら…と思いながらズルズルと70話に突入します💦
お付き合いしていただけたら嬉しいです
今週は櫻葉トリミング🐕がめちゃめちゃ楽しみ!!
イチャイチャトークが出るかな?
嵐ジオ📻はいつかな?
夜会の「嵐切り取り」で最後の相葉くんのドラマ「ようこそ、我が家へ」と「マイガール」を間違えたのはわざとだと思ったよ
翔くんが間違えるわけないもん
電車の音と初回10分位まで分っていたのにね〜
きっとまたリベンジしてくれることでしょう🤭
PS 本日成人の日!成人の皆さんそしてその保護者の皆さんおめでとうございます㊗️
我が家の娘も成人を迎え成人式に出席しました。
20年かぁ〜
ぶいちゃん