雅紀と言い合いになってモヤモヤしたまま翌日を迎えた。
雅紀との仲を取り戻したいけれど素直になれない自分もいる。
だってよ、俺悪くないだろ?そりゃ大事な試合に行けなくなったのは申し訳ないけど俺にだって都合っつうもんはあって…
けど…『俺、頑張るから絶対来てね。』と言った雅紀の声と『もういい。じゃあね。』と冷たく言われた雅紀の声が耳に残っている。
あの電話の後、雅紀はどんな気持ちでいたんだろう。
泣いたりしたんだろうか。
雅紀ごめん。
久々に足を運んだ先は薄暗くなった外に明かりが漏れているアトリエの窓。
ってことはまだ居るって事だな。
コンコン♪と扉を叩いて中に入った。
大きなキャンパスにへばり付くように何やら描いている智くんの後ろ姿が見えた。
「こんばんは。」
「おう!珍しいな。どした?」
俺の声に気づいて一瞬振り向き驚いた。
「元気そうだね。また個展開くの?」
側にあった木の椅子に腰掛けて聞くと智くんは手を止めず作業しながら答えた。
「いや、企業のビル内に飾りたいって依頼が来たんだ。結構良い値で交渉ついたからな。」
「そりゃ有名アーティストSatoshi Ohnoだもん。」
「お前なぁ~茶化しに来たんなら仕事の邪魔だから帰れ。」
左手で「シッシッ」と払われた。
「茶化してなんてないって。あのさぁ。明日雅紀の引退試合あるんだけど智くんも知ってる…よね?」
「ん?あぁ。ニノから見に行きたいからって誘われたけど。」
「それで折り入ってお願いがあります。」
智くんは「ん?」と手を止めて俺の方を向いた。
俺は明日の試合に行けなくなった経緯と電話で雅紀と気まずくなってしまった事を智くんに話した。
.。*♡.。*♡.。*♡.。*♡.。*♡
毎日暑いね〜
台風が接近してせっかくのお盆休みが暴風雨
続きになりそうだね。
ま、うちはお盆休みなんて無いから通常運転だけど😅
涼しいお部屋でのんびりTVやDVDを見ているのが出費もないし1番ベストよね(何の予定もない人の強がりwww)
そんな強がりさんの私に楽しみを作ってくれた日テレさんとテレ朝さんの番組




ぶいちゃん