俺が旅行雑誌を読んでいる横で「すげーすげー」と言いながら小さな窓を除いているテンション高めの雅紀。
俺と雅紀は小遣いやお年玉を掻き集め親からの餞別、いや費用もいくらか足して無事に旅行出発へとこぎつけた。
そして北海道へと向かっている空の上で初めての2人きりの旅に心踊らせていた。
約2時間のフライトで新千歳空港に着き昼食を済ませてそこからリムジンバスに乗ってまた2時間以上かけての移動。
長時間の移動で疲れてないか雅紀が心配だった。
「雅紀、大丈夫疲れた?」
窓から見える一面真っ白な景色を見ている雅紀に声をかけると
「ううん、平気だよ。翔ちゃん疲れちゃった?飴舐める?」
とポケットから小袋に入った飴を「ハイ」と俺の掌に乗せた。
「あ、ありがと。」
俺だって全然疲れちゃいない。この長旅の移動すら楽しくて仕方ない。何しろ雅紀とずーっと一緒だからな。黙って外を眺めている顔さえ綺麗で触れたくなる気持ちを抑えてそっと雅紀の右手を握ると「ん?」の表情をしてから視線を合わしにっこり微笑み雅紀も手を握り返した。
手を握ったままお互いいつの間にか眠ってしまっていた。
目的地に到着した頃はもう日も傾いていた。
俺達を出迎えてくれたのは白い山々に囲まれたオシャレなロッジタイプのホテルで入って直ぐに木の香りが広がるロビーも温かな感じで冷えた身体と長旅を癒やしてくれた。
格安な宿を探した為寝室意外は全て共有スタイルとなったが有り難いことに部屋には少々狭いがシャワールームは付いていた。
案内された部屋に入ると大きな窓に薄っすら見える外の景色とライトで反射された大きなベッドが見えた。
.。*♡.。*♡.。*♡.。*♡.。*♡
相変わらずの🐌更新で申し訳ない
初めての2人きりの北海道旅行をどう書いていこうか構想中です💦
ゆっくり書いていきます。
そうそう
相葉くんのヘアスタイルに変化があったね。
レコメンのTwitterでのお写真📸

ほとんどの葉担は短髪に茶髪を望んでいると思うよ。
次は前髪もちょっと切ってみようよ~


ぶいちゃん