「あ〜やっぱダメだ。ローマ字も読めないし書けないのに英語なんて無理無理。」
ローテーブルに広げたノートの上にシャーペンをポンと置くと後に倒れた雅紀。
お互い間もなく学年末テストが迫ってる中で成績を落としたら春休みの旅行は却下と親に言われ焦る雅紀の家庭教師を兼ねた勉強会を雅紀の部屋でしていた。
「何?何処が分かんねぇの?」
「何もかも。日本人なんだから日本語が分かれば良いんじゃねぇの?」
「グローバルの時代で世界の共通語が英語だからこれから必要とされるんだぞ。」
「日本から出ないで英語を使わない職業に付けば良いんじゃね?」
ブーたれて投げやりな雅紀にちょっとカツを入れてやるか
「あっそ、それじゃ海外にも行けねぇな。ある程度頑張って貰わねぇとカナダ一緒に行けねぇかもなぁ。残念、楽しみにして…」
慌ててムックリ起き上がり
「カナダって英語だっけ?」
「正確には英語とフランス語。」
「っだよ。共通語が日本語ならよかったのに。」とぶつぶついいながら再びノートに目を向けた。
「どれ、見せてみ?」
隣に座り雅紀に顔を寄せてノートを覗き込むとふんわりと雅紀の香りがして雅紀の耳にキスをする寸前、「雅にぃ!」の言葉と共に部屋のドアが勢いよく開けられた。
びっくりしてドアを見ると向こうもドアを開けたまま一瞬止まったものの直ぐに構わず部屋に入って来た。
「な、何だよ流星!ノック位しろよな!」
「何言ってんの雅にぃ?昔からお互いの部屋自由に行ってる仲なんだから今更じゃん。」
そう言いながら俺に向ける目は挑戦的に見えた。
.。*♡.。*♡.。*♡.。*♡.。*♡
解禁されたね。











相葉マナブ&サンデースポーツのリアタイ出来ますように
ぶいちゃん