櫻井家では毎年年始は田舎の祖父母の家で迎える決まりがあった。昨年も面倒くさがる俺は母親に小言を言われながら家族で車に乗り込み祖父母の家で親戚一同に挨拶しながら正月を過ごした。
今年もそうなると思っていたが雅紀と出会って恋人同士なったんだ「何が何でも雅紀と一緒にいたい!」そう思い
渋る親を「申し訳ないけど友達と元旦に初詣に行くから今年は一緒に行かれない。」何とか説得して雅紀との年越しに漕ぎ着くことが出来た。
親の承諾が得られたらこっちのもんだ。
雅紀にウチでの年越しの話をすると
「翔ちゃんと年越し蕎麦喰う!でもって新年の挨拶翔ちゃんに1番に言うから。」
と喜んだ。
朝早く出かけた家族を見送った後の俺は一通り部屋を片付けて雅紀との時間を迎えることで浮かれた。
早く会いたいから駅まで迎えに行こうか…それとも家で雅紀が来るのを待とうか迷ったあげく家で雅紀を出迎えることにした。なんとなくそんな雰囲気もいいかなって思ったんだ。
『今駅に着いたよ。』とメールが入り程なくしてドアのチャイムが鳴った。
ドアを開けるといつもより大きな荷物を持った雅紀が玄関ポーチにニコニコしながら立っていた。
「おう!」なんだかくすぐったい気持ちで出た言葉だった。
「翔ちゃん、お世話になります♡」
とお辞儀をした雅紀が可愛くて今夜2人きりだと言うことに改めて嬉しさが込み上げて鼻の下が伸びてしまった顔を下を向いて必死に隠した。
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こんにちは
今年も後1日だね~。
なかなかブログが更新出来なくてごめんね💦
時間をかけてでもこのお話はちゃんと終わらせたいと思ってるので途中まで読んでくれてる方はお付き合いしてくれると嬉しいな
そんな続いているか分からないブログに遊びに来てくれてる皆さん本当どうもありがとう
来年も宜しくね
ぶいちゃん