「あっ、アルバムの前に。ハイ、これ。」
袋に入ったカナダの土産を渡した。
「わぁ、こんなたくさん?チョコだ。ん?これは何?」
「ドリームキャッチャーって言ってカナダの古くから伝わる魔除けのお守りなんだって。ベッドの上に吊るして悪夢を避けたり普通にインテリアとしても使えるらしいよ。で、これはあの友達の分な。」
雅紀との縁を取り持ってくれたって言ったら過言だがとりあえず約束した雅紀の護衛であるニノにも同じものを買ってきた。
「ありがとう!」
「それと…コレも。」
小さな袋を渡した。
袋を開けて手のひらにシルバーのネックレスを滑らせた。
「それはカナディアンジュエリー。インディアンジュエリーとも言うんだけど先住民アーティストの彫刻がされてるんだ。」
「へぇ。すげぇ。デザインも彫刻も格好いいね。」
「因みに俺とお揃い。」
Tシャツの衿を引っ張って付けてるネックレスを雅紀に見せた。
早速雅紀も付けてネックレストップを俺に見せた。
「翔ちゃんありがとう!嬉しい!しかも翔ちゃんとお揃い。」
「そ?良かった。気に入ってくれて。じゃあ、お礼をくれるかな?」
と、雅紀の顔の前に唇を突き出した。
「え?んっ。」
照れながらもチュッと触れるだけの可愛いキスを雅紀からしてくれた。
「はいっ!写真見よう!見よう!ねぇ、どれから見ればよいの?翔ちゃん!」
ニヤニヤとしている俺の顔も見ずに頬と耳を真っ赤にさせてアルバムを手に取りパラパラ開く雅紀の隣に座りそのアルバムを取って雅紀に見せながら撮った写真の説明をした。
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う〜ん
なかなか進まなくて皆飽きて来ちゃったかな?
そろそろ高校生時代から抜け出さないとは思ってるんだけどね~
お似合いカップル





ぶいちゃん