雅紀の乗るバスが来るまで後５分。
だけど恋人となったこの瞬間から俺の大事な雅紀を夜道に一人で歩かせるのが心配。
「俺、そんなにやわじゃないよ。」と言い張る雅紀を聞き流し「これで帰れ。」と1000円札を渡し半ば強引にタクシーに乗せて帰らせた。
家に着くなり親からの小言を浴びたが頭の中は雅紀で溢れて何も入ってこなかった。
雅紀から来たメールの着信を開くと
『翔ちゃん、家に着いたよ。
今日は黙って学校に行ってごめんね。
だけど…行って良かった。翔ちゃんの気持ち聞けたし俺も言えたから。
改めて、これからも宜しく！
明日の朝練は一緒に行けるよね？
翔ちゃん大好き！
PS タクシー代ありがとう。明日返すね。
雅紀』
く〜〜『翔ちゃん大好き！』か。
可愛い！俺の彼女？彼氏？は最高だ。
雅紀からのメールを保存した後俺も返信メールを打った。
『無事に着いて良かった。
帰りが遅くなって怒られなかったか？
俺の方こそ俺の勝手な思いで雅紀に悲しい思いをさせてごめんな。
だけどこれからはもう無茶はしないでくれよな。
俺の大事な雅紀だから。
明日、駅で会おう。
PS 寝坊しないようにまたモーニングコールしてくれる？
雅紀、好きだよ。
翔』
送信してから自分が打った文を読み返して恥ずかしくなった。
１分も立たない内に返信が来て
『了解』とハートの絵文字が打たれていた。
初めて男を好きになって初めて男と付き合うことになった。
もちろん戸惑い、不安がないっていったら嘘になる。
けど初めて雅紀を見た時から俺はきっと雅紀に恋を抱いていた。
だから雅紀との「これから」が楽しみだった。
俺は携帯画面を見ながらニヤける顔が戻らないでいた。
.｡*♡.｡*♡.｡*♡.｡*♡.｡*♡
いつになったら完結するのか一抹の不安があるけどノロノロ進めてます
櫻葉の⛷＆🏂２泊３日の旅の話が
レコメン
相葉マナブオトノハ
と続くなんて嬉しいね。
ただ、英二くんとのキャッキャッした話より翔くんとの話をもっと聞きたかったなぁ。
あるでしょ。本当は
( *‘♢‘)食事した後翔ちゃんの部屋で２人きりで飲んだ。
とかぁ。
(*‘♢‘)温泉２人で入って背中流しっこした。
とかぁ。
( *‘♢‘)飲んで目が覚めたら翔ちゃんの部屋のベッドだった。
とかぁ〜
絶対イチャイチャエピがあったはず
一緒に行っていながら英二くんエピばかり出すのは怪しいってもんよね
なにか隠してる…
こうなったら小峠さんの口から２人の様子を聞きたいもんだね。
そしてこちら
ぶいちゃん