
部活を終えて仲間と校門へ向かっていると人が集まっていた。
「あれ、何だ?」
と仲間が顎で校門をさす方に目を向けると校門の前には制服を着たヤツや部活のユニホームを着たヤツ数名のうちの生徒達が群がっていた。
群れを横目に通り過ぎようとするとその群がっている中央にまるでオオカミに取り囲まれた仔犬の様な男子学生が俯いて背中を丸くしておどおどしていた。
「ねぇ、名前なんて言うの?」
「アドレス交換しようぜ。」
「家この辺なの?」
「これから俺らと付き合ってマック行かない?」
「君可愛いから俺がボディーガードしてあげようか?」
そんな言葉が飛び交って体格の大きい3年と思われるヤツが
「ねぇ、いいじゃん俺と付き合おう。」
と、彼の肩を抱いた時彼がびっくりして顔を上げた。
その瞬間俺の血がサーッと引くのが分かった。
「雅紀!」
「翔ちゃん?翔ちゃん!翔ちゃん!」
俺を探しながら呼ぶ雅紀の元へ俺は急いで群がる生徒達を掻き分けて中央にいる雅紀の手を掴みそこから救出すべく引っ張り立ち去った。
『何だ、アイツのツレかぁ?』
『チェッせっかくお近づきしようと思ったのによ。』
そんな声が背後から聞こえ怒りが込み上げた。
人気の少ない場所まで雅紀を連れて来たところで
「お前どう言うつもりだよ!」
声を荒らげて言った。
「どうって、翔ちゃんが全然連絡してくれないから。」
「だからってこんなところまで来んのはおかしいだろ!」
「だって、こうまでしなきゃ翔ちゃん会ってくれないじゃない!」
「お前が男子校に一人で来るなんて無謀だっつてんの!」
「何言っての?俺だって男子だよ!」
「お前は分かってない!」
「分かってないのは翔ちゃんだよ!あれから急にずっと俺のこと避けてるし何でか全然わかんないよ!」
目を潤ませながら今にも泣きそうな雅紀は俺に初めて怒りをぶつけた。
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hello、今日はちょっと涼しいかな?昨日が異常な暑さだったんだよね
お話、全然進んでなくてごめんなさい💧
忙しくて忙しくて無理なのよぉ。
書き始めた頃は今頃終わる予定でいたのに…。
季節が変わっちゃう
毎度のこと
早く翔ちゃんと雅紀を進展させたいんだけどさぁ
だいたい夜中に書いてるんだけど最近は疲れて直ぐ睡魔に襲われるてしまうの
ちょっとずつだけど許してね
それにしてもさぁ。








ぶいちゃん