桜もすっかり葉桜となりクラスの顔ぶれも見慣れて来た。

部活も新体制となって再び活動を始めた。


サッカー部の2年となった俺は主体となって活動することを強いられた。

俺は副主将で主将をサポートしながら部員もまとめなければならなかった。


早起きは苦手だけど週2の朝練は休まず出ていた。その朝練の時間のいつものホームに彼を見つけた。


彼とはあのキーホルダーをきっかけにまだ朝練がなかった朝のホームで目が合うと軽く会釈する様になった。

朝練がある日はそんな楽しみもなくて何となく物足りなさがあった。



「あっ。」


彼も俺に気付きいつもの会釈をしてお互い付けていたイヤホンをポケットにしまった。


「もしかして朝練?」


初めて俺から声をかけた。


「はい。バスケ部に入ったんです。」


会話をするのはあの日以来だ。

落ち着いた優しい口調で、はにかんだ表情が可愛い。そう、男だけど可愛いんだ。


「中学でも3年間バスケやってたんで。」


「へぇ。いいじゃん。」


何が良いか分からないけど彼に凄く合ってると思った。


「サッカー部ですか?あっ、あのときはすみませんでした。」


また彼が頭を下げた。


「もう、良いって(笑)」


ホームに電車が着いて一緒に乗り込んだ。


朝練の通学は揺れる車内でいつも音楽を聴いて窓から流れる景色をぼーっと眺めているだけだったのに今朝は音楽よりも景色よりも彼との時間を大切にしたいと思った。



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相葉くんの舞台、本日から申込み開始だね。
FC申込みだと1度しか行けないのが残念だよね。映画の様に何度でも行きけたら良いのになぁおねだり(チケット代金はそれなりの金額だけどねほっこり💦お高〜い)

1度でも観に行けたらLuckyキラキラってことだよね。

相葉くんの熱演をじっくり観てみたいッスラブ




ぶいちゃんクローバー