タバコを吸うためベランダに出ると近所の公園の桜が色付き始めた。
「今年ももうすぐ満開になるな。」
スマホを眺めながら俺の隣で微笑む雅紀に伝えた。
新年度がスタートして高2になった俺はいつもの様に友人と改札口を抜けてホームで電車を待っていた。
見慣れた朝の風景だが目に入る学生の中には入学したての新入生がちらほらといて何ともフレッシュだった。
電車がホームに入り乗り込むと心なしか何時もより混んでいる気がした。
まもなくドアが閉まると言う時
「まーくん、早く!早く!」
「待ってニノ〜。」
ドアが閉まるギリギリのところで小柄で色白そして茶髪というよりオレンジに近い髪で細身の男子学生2人が乗り込んで来た。
「もう!入学して早々遅刻なんて勘弁だよ。」
「ごめんて。うっかりネクタイしないで出て来ちゃったからさぁ。ギリ気付いて良かったよ。
」
2人が乗れて安心した様子で話していた。
制服を見ると俺らの隣の学校でどうやら新入生みたいだ。
俺が通ってる私立の学校は最近では少なくなった堅苦しい学ランだが隣の公立高校はネイビーブルーの上着にグレーのチェックそしてストライプのネクタイ。今どきの学園ドラマで着ている様な華やかな制服だ。
まだ新品でぎこち無く着ている2人が何とも初々しく眩しく見えた。
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新しいお話しを始めました💦
手探り状態なので途中で止まる可能性もあるけど少しずつでも進められたら…って思ってます
長〜い目👀&温か〜い気持ち💗で宜しくです。
そして〜今日はWhiteday💝
Valentine🍫のお返しで両思いになれた方がいるといいね
(*`˘ ³˘)雅紀〜俺からの愛のお返しだ。
ん〜チュッ
(‘◇‘*)……。翔ちゃん、俺翔ちゃんの手料理喰いたいな。もうかなりレベルもUPしたでしょ?
(;;`^~^)んぁ?いやその…まだ…
(‘◇‘*)ワクワク
ぶいちゃん