見慣れているドア、けれど久し振りに見るドアが開くとエプロンをして笑顔で出迎えてくれた雅紀がドラマで見るあのままの姿だった。
「お疲れ様〜。」
何度か言われたその言葉も今は懐かしさと嬉しさと恥ずかしさで俺は視線を合わせぬまま「おぅ。」と答え部屋に入った。
俺の鞄を自然に受け取った雅紀の後を着いて行った。
周りを見渡し分かっていたのに
「いないの?」
と、キッチンに入って行った雅紀に向かって聞いた。
「うん。」
「大丈夫なの?」
「うん。」
それだけ答える雅紀に俺もそれ以上は聞くのはやめた。
相変わらず綺麗に片付いている部屋に以前は目につくところに俺の物が置いてあったけれど当然ながら今はない。
廊下の向こうは寝室。勝手知ったるこの部屋の間取り。でももう俺が立ち入る事が出来るのはここまでだろう。
今ここに座ってるソファーだって変わってないのに何か違う気がする。
ここから見えるキッチンの雅紀が好きでいつもホッとして癒されていたんだ。
そう思いながら見ていたら。
「ん?」
と雅紀と目があって慌てて何でもないよと言う様に「ううん。」と首を横に振った。
「ごめん、あとちょっとだから。」
「何か手伝おうか?」
出来もしないけど一応聞いてみた。
「ううん、大丈夫。」
そう答えると思ってた。
「俺ね、ここからそこに座ってる翔ちゃん見んの好きなんだよね〜。」
と言った雅紀にお互い同じ様に思っていたんだと嬉しかった。
キッチンに行ってそっと後ろから雅紀を抱きしめたい。もしそしたらどうなるだろう。
そんな気持ちを抑えていたら
「おまたせ~。」
雅紀の手料理が次々と運ばれていた。
目の前に並ぶ料理に雅紀の腕前が上がったのが分かる。
「おぉ、すげーな。」
「翔ちゃんと俺と言ったらこれでしょ。」
「パスタ?」
パスタの上に沢山のシラスが乗ったパスタを指差して言った。
「そう、シラスのペペロンチーノ。リベンジしました(笑)」
番組で始めて雅紀が作ってくれたパスタ。当時は味が薄いと言ったけれど俺にとっては最高に旨かった。忘れられないあの日を雅紀も思っていてくれたのが嬉しかった。
「一発目はビールで良いかな?」
とグラスにビールを注ぎあって。
「嵐、デビュー22周年!」
「「おめでとう!カンパーイ!!」」
グラスの音を鳴らし冷えたビールを喉に通した。
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どうも
遅くなってごめん更新後見たら途中からごそっと消えていたので慌てて削除して書き直したのマジ、ショックだった〜。
うつらうつらしながら書いていたからかなぁ。
ふー疲れた
さて、昨日は最高な記念日だったね。
サプライズ舞台挨拶で感激
今朝のWSでも賑わってる。
FCの動画ノーカットで配信してくれてありがたいね。
翔くんが相葉くんのエピを出してくれ相葉くんかわ翔くんのなで肩を弄って来るところ櫻葉〜って思ったよね。
メンバーが揃うとワチャワチャする。
そんな嵐が変わらずで『そうそうコレコレ!』と思いながら見てた。
大野くんの姿はなくてもちゃんと存在する様に振る舞ってくれるところが良いよね。




