〜嵐会第3弾〜
2021年9月15日それは嵐結成して22年。
一旦休止となった嵐でも活動を休んでいるだけ「結成日には皆でお祝いしようぜ」
「だったら集まって嵐会しよう」
メンバーと会った時やグループLINEでのやり取りでそんな話になった。
で、決まったその日。
メンバーの個々とは時々会ってはいたが5人揃うのは久々だった。
ピンポーンと鳴ったインターホンにドアを開けると見慣れた顔が見えたけどどこか照れくさくてお互い「よぉ!」とか「どうも」と言う言葉しか出て来ない。
「2〜3ヶ月振り位かな」
とニノか言った。
と言うのもここは俺の出演している夜会で使用している言わいる夜会ハウスをスタッフにお願いして貸して頂いた。プライベートなのでもちろんカメラは無し。
「いやいや、あなた達の家だってかなり広いっしょ。」
「いやいや、何をおっしゃいますか。相葉君ちは広いけどね。」
「確かに相葉ちゃん家は広いね〜。」
「あれ?相葉君は?仕事?」ニノが聞いてきた。
「うん、ロケが終わった足でこっちに来るって。あと10分くらいで来るんじゃない?」
俺が腕の時計を見て言うと
「翔ちゃんも相葉君も相変わらずスケジュール詰め々なんだもん。休止中なんだから少しはゆっくりすれば良いのにねぇ。」
ニノが大野さんに向って言った。
「時間に縛られないって良いぞ〜。」
「いやいや俺は無理だわ。」
と言うと3人が「ま、そうだろうね。」納得して笑った。
暫くニノ、松潤、大野さんは部屋の様子を見て回って落ち着いたところでソファーに座ってそれぞれに持ち寄った物を取り出した。
「どーん!こちら神戸牛のサーロインローストビーフです。」
最初にテーブルに出した松潤が取り出して言った。
「「「「うぉぉすっげーーーーー!」」」」
相変わらず高級な品を提供してくれる松潤に感心する。
「俺はこいつ。」
と大きな保冷バックを開けると魚やイカやらが入っていて。
「え?リーダーが釣ったの?」
ニノが驚いた様に聞くと昨日漁港から直で送ってもらった。
何だ〜とみんなで笑った。
「私はこちら。」
とごそっとビニールを出すと中には沢山の野菜が入っていた。
「スーパー行ったの?」
「違うよ。家で取れた野菜達。」
家庭菜園をやってるニノらしいものだった。
「こんな立派に育つの?ここの屋上のきゅうりなんてめっちゃ小さかったよ。」
「愛情のかけ方なんすよ。」
自慢気に答えるニノにいよいよ鉄腕DASHだなと笑った。
集まると自然とわちゃわちゃになるこの感じが好きなんだよなぁ。
そして俺は持参した袋から取り寄せた酒と共演者からのオススメ品を出した。
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結成22周年をお祝いしてお話を書いてみたよ。
これまた先がまだ見えないけどぼちぼちと進めてみるので長〜い目で見てね。
ぶいちゃん