耳元にスースーと寝息を感じて目が覚めると横で翔ちゃんが寝ていた。
お互い生まれたままの姿でいることに恥ずかしくなってベッドから抜け出して側にあったバスローブを羽織った。
重苦しい腰の痛みを感じ昨日までの俺じゃないと思った。つまりそう言う意味で。
大量の汗と体内から出た熱を洗い流すため部屋の露天風呂へ向かった。
バスローブを脱ぐと翔ちゃんから受けたしるしがあちらこちらに付いていた。
フフフフ、もう、翔ちゃんこんなところまで…見えちゃうじゃん。左の二の腕の内側についたそのしるしを触れながら嬉しさが込み上げた。
適温の湯に浸かり朝陽が海を照らしている景色をゆっくり眺めてロケではない安心感と癒しを満喫していた。
「おい、朝の景色独り占めかよ。」
いきなり後ろから声が聞こえ振り向くと翔ちゃんが立っていた。もちろん何も身に着けてなくもろに目に入って来る翔ちゃんの翔ちゃんは朝から刺激が強すぎる。
それに俺の全身についた翔ちゃんのしるしが見られるのも恥ずかしくて慌てて目を逸らし身を丸くして腕で隠した。
「ちょっ急に入って来ないでよ。」
「何でよ。あ〜気持ちいい!」
お構いなしに入って来た翔ちゃんとちょっと距離を取ると。
「何で離れるんだよ。」
「別に。」
「昨夜無理させちゃった事怒ってんの?ごめん。何か夢中になり過ぎちゃって。」
「そんなん、翔ちゃんが謝ることじゃないよ。俺怒ってないし。」
「そっか。良かった。じゃあ。」
と、翔ちゃんが寄って来たので俺はまた距離を取ろうとしたところで腕を掴まれた。
「な〜んで逃げんだよ。」
「や、あっ、だって…恥ずい。」
「何を今更恥ずかしがってんだよ。俺に散々あんなに、」
「だって、これ見てよっ。」バシャッ
翔ちゃんの話の途中で目の前で立ち上がって赤い花びらが沢山ついた肌を見せた。
「えっ?」
腕を離した翔ちゃんは一瞬驚いた様子で俺を見上げたけれどその後にっこり笑って俺の手を引いて座らせた。
「ごめんちょっと付け過ぎちゃったな。でも、マジ綺麗だよ。これからも俺の雅紀って証拠付けたい。いい?」
「いっ、いいけど見えるところはやめろよ。」
「ハハハハ、うん、気を付ける。」
後ろから抱きしめられてまた肩に新たなしるしを付けられた。
そして深いキスを散々するとお互い止まらなくなって朝陽を浴びながら身体を重ねた。
バシャバシャと湯が激しく跳ね上がりベッドでするより卑猥な気がして直ぐに熱を放出した。
「はぁはぁもう…翔ちゃん朝から激しいよ。」
「仕様がないだろ、雅紀が色気全開なんだもん。」
ゆっくり朝の景色を楽しみながら湯に浸かるはずが激しい運動と快楽となってしまった。
けどそれでも俺の心と身体は喜びに満ちていた。
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沢山のアクセスと良いねをありがとう
嬉しいよ〜
今日も暑くなりそう
身体に気を付けて素敵な1日を過ごしてね。
ぶいちゃん