
まずは腹ごしらえと言うことで隠れ家的な蕎麦屋へ入った。
店内のお客は満席とまでは行かなくても結構入っていて一瞬バレるかと心配したがマスクのご時世に救われた。
とは言え店員さんには
「嵐の櫻井さんと相葉さんですよね?」
と、小声で聞かれ軽く頷くと店員さんの計らいで店内奥の個室に案内された。
「老舗かな?落ち着いた雰囲気で良い店だね。」
周りを見渡すと個室の窓からは趣きある庭が見えた。
「そうだな。でも料理は割とリーズナブルだぞ。何にする?」
翔ちゃんがメニューを見ながら言った。
暫くするとコンコンとノックされ戸が開いた。
「ようこそいらっしゃいました。お決まりになりましたでしょうか?」と店員が声をかけた。
「あっ、じゃあ山菜天麩羅のせいろを…」
と翔ちゃんが注文したので「俺も」と答えると。
「2つお願いします。」
「かしこまりました。」
そう言って店員さんはドアをそっとしめて出て行った。
「ビールも飲みたいけど夜までお預けだ〜。雅紀は?飲む?」
「俺も夜の楽しみに取っておくよ。」
目の前に持ってこ来られた山盛りの天麩羅と細くて腰のある蕎麦を「うめぇうめぇと」リスの様に頬張って食べる翔ちゃんに相変わらずだなぁ笑いながら俺も蕎麦をすすった。
「そう言えばさ雅紀、天麩羅作んのめっちゃ上手いよな。相葉マナブ見てて毎回スゲーなって思ってた。」
「あぁ(笑)かき揚げ?」
「そうそう、かき揚げ。いや、かき揚げだけじゃないよ。作るの全部完璧じゃん。」
「そんなことないよ。教えてもらって順番通りにやってるだけだし。」
「いや〜俺にはまず無理だな。マナブで食べた時旨かったもんなぁ。また雅紀が作った蕎麦喰いたいなぁ。番宣がないと出れないかな?」
「作ってあげる。家で蕎麦を打つってのは無理だけど…翔ちゃんが食べたいもの作る。番組関係なく翔ちゃんに作ってあげたいから。」
「え?マジ?!」
翔ちゃんの箸が止まって目を丸くして俺を見た。
「マジ。」
「やった!雅紀の手料理楽しみだぜ♪」
翔ちゃんのテンションが一層上がってお腹も満たされ再び乗り込んだ車内でもご機嫌でそんな翔ちゃんの姿が可愛いく思え笑えた。
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まだ公式では発表されてないけどやっぱり10月に相葉くんのドラマが始まりそうだね。
って事はそろそろ撮影開始なのかな?
またロケ地に行きたくなっちゃうね〜
どんなドラマなのかな?ワクワク

ぶいちゃん