
「物静かでおどおどしてるお前の姿がいつも目に入ってた。いつかヤラれるんじゃねぇ?って心配だった。」
「ヤラれるって何?」
「女の子みたいに可愛いかったから結構先輩Jr達からは目付けられてたんだぞ。」
「お、女の子って!」
ガバッと上半身を起こすとハハハと笑いながら「電気消すぞ。」とリモコンで照明を消した。
真っ暗になり少しの間まわりが見えなかったけど徐々に目が慣れ部屋の様子が見えて来た。
「翔ちゃんは俺みたいなヤツ嫌いかと思ってた。全然喋ってくれなかったし…」
部屋の天井をぼんやり見ながら言った。
「その逆だ。タッキーのそばでいつもニコニコ笑うお前を見て可愛いって思ってた。タッキーに嫉妬もしてたかも。」
「全然分からなかった。言ってくれれば良かったのに。」
「バカっ言えるかそんな事。それよりお前はいつからなんだよ。」
薄暗い中でもゴロンと寝返りを打ってベッドの上から見ている翔ちゃんと目が合ったのが分かった。
「お前こそ俺をずっと避けていただろ?まさか俺と同じ気持ちだなんて思ってたなかったわ。
」
そう言って俺を見つめる翔ちゃんに身体が熱くなってドキドキした。
「そりゃぁあの頃は先輩だしいろいろ噂聞いていたし…。」
「あれだろ?どうせ怖いとか何とか言ってたんだろ?」
「うっうん。だから嵐として同じグループでデビューしても最初はどうしようって思ってた。でも一緒にいたらすっごく優しくて格好良くて頼もしくって俺の憧れになってた。」
「ふ〜ん。憧れねぇ。」
翔ちゃんは自分の腕を枕にして横を向いてずっと俺の話を聞いていた。
「そう、俺も翔ちゃんみたいになりたいって思ってて。だから翔ちゃんと一緒にいるのが嬉しくて楽しくてドキドキして…そしたらそれは翔ちゃんが好きだからなんだって。いつからってはっきり分からないけど…気づいたらいつも俺の中には翔ちゃんがいて…。」
「嬉しいよ、雅紀。今回の事だってめったに人に当たらない雅紀が俺の為にって知った時めちゃくちゃ嬉しかった。」
優しい声を聞きながらて瞳を見つめていたら翔ちゃんの温もりが欲しくなった。
「翔ちゃん、そっち行っていい?」
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昨日のzeroの翔くん、爽やかだったね。
前髪の伸び具合が相葉くんに似てる〜




ぶいちゃん