櫻葉の妄想BLなお話です苦手な方はスルーでお願いします

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嵐、一章の最終へ向けて
Side 雅紀
「雅紀。」
少し落ち着いて来た翔ちゃんが肩越しに名前を呼んだ。
「ん?」
「雅紀がいて良かった。
俺、ものすごく寂しくて不安でずっと苦しかった。後悔もした。もしかしたら間違っていたのかなって…。これで良かったのかな?」
翔ちゃんは2017年の6月にリーダーの衝撃な言葉を聞いてから必死で嵐を守ってきた。
リーダーの思いも受け止め何度も何度も話し合って「休止」という着地点にたどり着いた。
発表してからもファンを悲しませない様に声をかけ、これまで以上に「嵐」に思いを注いだ。
次から次へと計画していた事が消えてしまってもまた新たなアイデアを生み出して新しい事に挑戦して来た。
それもみな「嵐」の為に。
「嵐」を好きでいてくれるファンの為に。
その「嵐」を俺ら自身で止めてしまう辛さをずっと抱えながら過ごした2年間はどれだけ苦しかった事だろう。
また止まってから孤独感も訪れると感じていたかもしれない。
「翔ちゃん。俺も同じだよ。寂しくて不安で苦しかった。でも翔ちゃんには感謝してるよ。間違ってなんてないよ。翔ちゃんは最善の選択に導いてくれたんだよ。嵐を守ってくれたんだから。」
「俺が?」
「そう。俺もメンバーもマネージャーもスタッフも俺らの家族もファンの皆も。
み〜んな翔ちゃんに感謝してるよ。」
ブブッブブッブブッ
俺のポケットに入れていたスマホがバイブで揺れた。
ポケットから出して確認した。
「翔ちゃん、見て。」
とスマホの画面を見せた。
「めちゃ綺麗じゃん🗼!」
「本当だ。嵐カラーだ。嵐タワーに乾杯🍻」
「若干黄色が少い様に感じる。画像ありがとう😊」
さっき送ったメンバーからのラインの返信だった。
「ね、嵐は終わってないでしょ。
メンバーとも繋がっているよ。パワーアップ期間でも嵐は続くよ。翔ちゃんのおかげでね。」
「雅紀、お前強くなったな。フフ」
翔ちゃんがやっと笑ってくれて温かな手で俺の頬を包んだ。
「俺には翔ちゃんがいるから。
翔ちゃんにも俺がいる。そうでしょ?」
翔ちゃんを見つめて言うと翔ちゃんの大きな瞳から溜まっていた涙がまたポロリと流れた。
だけどそれはさっきまでの涙と違う。
翔ちゃんはとても優しく微笑んでいた。
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🐢さんの歩みの進みでごめんね😅👉👈
土曜日の櫻葉Dayに萌え萌えだったよ〜

その萌え処は1個前のブログに認(したた)めました


