収録が終わった控室みんな慌ただしく帰りの準備をしていた。
「翔ちゃん…これ…」
「相葉君、今日はもう終わりだろ?」
翔ちゃんが荷物を持って俺を待っていた。
2人きり以外はなかなか名前で呼ばないのはきっと割り切っているからなのかなって思ってる。
「うん、もうこの後ないよ」
「じゃあ、飯いこうぜ」
翔ちゃんのマネージャーの車で都内の隠れ家的な料亭に入って行った。
「凄い!え?予約してあったの?」
「昨日電話しておいた」
店員に奥の個室に案内された。
お互い向き合って座ったけど何となく落ち着かなくてキョロキョロしていると
「何?緊張してんの?たまにはいいだろ?こう言うところも」
「こんなカジュアルな格好で来るところじゃないんじゃない?めっちゃ高そうだし…」
「別に、大丈夫だよ。普通の料理屋さんなんだから。それに今日は記念日だから」
「記念日?」
ん?今日?何の日かな?
考えているとお互いのグラスにビールを注いで
「ハイ、お疲れ様〜」と俺との乾杯を促した。
「あっ、お疲れ様」グビグビ
「「うんめ〜♪」」
「さっ、喰おう喰おう」
テーブルに並べられた料理とテンション高い翔ちゃんを見て俺も嬉しくてビールと箸が進んだ。
〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
「あ〜喰ったね〜どれもめっちゃ旨かったよ」
「だろ?絶対雅紀が気に入る料理だと思ったからさ」
あっ、やっと翔ちゃん雅紀って言ってくれた。
「うん、翔ちゃんありがとう。」
「良かった良かった」って人差し指で頭をポリポリかきながら照れ気味に笑った翔ちゃんが可愛かった。
「そう言えば、さっき記念日って言ったけど…」
「今日は3月14日だろ」
「ん?あぁWhite day?」
先月Valentine dayで俺は翔ちゃんにささやかながらチョコを渡した。
「あのチョコのお返しがこんな立派なご馳走なんて…」
「だけじゃないよ。ホイッ」
リボンがかかった箱を渡してくれた。
リボンを解いて開けるとシルバーのバングルブレスレットが入っていた。
内側にはsho to masaki と刻まれていた。

「指輪は重いかなと思ってブレスレットにしてみました(笑)雅紀、俺と付き合ってくれてありがとう。これからもずっと一緒にいて下さいっ」
翔ちゃんが正座をしてお辞儀をするから慌てて俺も正座して「こちらこそ宜しくお願いします」と頭を下げた。
頭を上げてからお互い笑ったけど俺の目から止まらぬ涙が溢れて出て来た。
「ぐすっ…翔ちゃん…記念日ってこのこと?」
「んまぁ、プロポーズ記念日ってやつ?」
「やつ?じゃないよぉ〜も〜言ってよ〜」
「バカッ、プロポーズするのに前もってしますって言うかよwww」
あぁ、それもそっか(^◇^;)
「どお?似合う?」
左手にブレスレットをはめて翔ちゃんに見せた。
「雅紀は腕が細いからその位の太さが丁度良いよ。でも仕事では外しとけよ」
「え〜ずっと着けていたいのになぁ」
タクシーで帰っ来た俺の家。
「翔ちゃん、ありがとう」
ブレスレットを着けた腕を翔ちゃんの首に回した。
「雅紀、愛してる」
翔ちゃんの優しい囁きを耳元で聞いて俺は翔ちゃんからの愛をいっぱい受けた。
大事な記念日がまた1つ増えた夜。
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どうも
今日はWhite dayと言うこともあって久々に妄想話を書いてみたよ。

ベタだけどね

翔君の相葉君が好き好き大好きを書くとSo happyだわ



ぶいちゃん
