大御所・山岸凉子先生が、
実体験をもとに作品化したと思われる、
漫画「ケセラン・パサラン」を読みました。
家を建てるまでの紆余曲折、
とくに家相にこだわり出してから、
周囲をふりまわしても、納得のいくまで、
考え実行する姿は、
独自の世界観で、長く作品を生み出し続ける、
アーティストらしいものでした。
で、結局、
家相とか風水とか、「信じる」「信じない」ということよりも、
それらをふに落ちるまで突き詰めて考えて、自分なりに理解して、
納得する形にまで落とし込んだ、その、達成感や満足感からくる、
動じない心持ちが、自分の望む明るい未来を作っていく…という結末
(と、私は理解しました)。
そういう風に風水を活用して、自分で自分の未来を作る。
これは「占い」全般に関していえる、ベストな活用法なんじゃないかな、
と私は思います。