「あけましておめでとうございま~す!!!
今年も宜しくお願いします!」


「こちらこそ宜しく」


新しい年を迎え気持ちも新たになる。
笑う門には福来たる。
そんな元日に心から笑えてないのは俺だけではないだろうか?


俺は今、明治神宮に来てる。


ちい子と一緒に。


チャリン


ジャラジャラ


パンパン


「・・・・・・・」


「渡部さん何をお願いしたんですか?」


「えっ?今年も健康で過ごせますようにって、、、」


嘘をついた。


もっと仲良くなれますように。この間の相談が嘘でありますように、、、。


「若林さんは?もしかして、、、、」


「はい!!!今年こそは伊藤課長に思いを告げれますようにって!!勇気を下さい!!ってお願いしたんです。」


やっぱり。


俺の願いは5秒で叶わない事が確定した。


「そっか・・。うまくいくといいね!」


「はい!!!」


彼女の笑顔が痛かった。
少しでも嘘ならいいと思った自分が恥ずかしかった。


「じゃあ、おみくじでも引こうか」


「そうですね!」


ドン!!!


「キャっ」


放心状態でぼーっと歩いていた俺は通行人にぶつかってしまった


「あ、す、すいません!!大丈夫ですか?」


すかさず謝る。


「あ、ハイ。大丈夫デス。」


「それはよかっ、、、、え?あれ?」



「あっ高男さん、、、おひさしぶりデス。。」



「パ、パ、パ、パ、朴さん!!!???なんで、、、」


「お知り合いですか?」


ちい子が不思議そうな顔で覗き込む


「あ、うん。もと同僚の朴さん(以下、前編参照)」


「実は父の具合が良くなってきたので、昨年末から日本でまた働きだしたんです。ずっと高男さんにも連絡しようと思ってたのですが、引越しや仕事探しで忙しくて。またよろしくお願いします。若林さんも宜しくね。」


「はい!!こちらこ、、、。」


「そんな勝手な!!!!」


動揺していた。
現状を理解できず語調も強くなる。
言葉を遮られたちい子がビックリした顔をしている。


「パパ早く~」


「おいおいそんなに走ると転ぶぞリング。おい、トラも迷子にならないように傍にいろよ~」


「・・・か、ちょ」


ボソっとちい子が何か言った。


「高男さん。・・か、ちょ・・」


「えっ!!何っ??」


「高男さん!!伊藤課長です!!!」


「ん?」


ちい子の声が大きく、お子さんと初詣に来ていた伊藤課長はハッときづいた。


「あー、渡部と若林君じゃないか!!あけましておめでとう。」


「お、おめでとうごさいます。」


「んー?」


課長が朴さんにきづいたみたいだ。


「あ、あ、あ、ツナ子!!トラ、ベ、リングと先に行ってなさい。」


ツナ子さんは俺達に一礼するとトラ、ベ、リングを連れて境内の方に歩いて行った。


「会いたかったよ。朴君・・・」


えーーーーー!!!!


えーーーーーーーー!!!???


どゆこと!?



「私もデス。課長。」



えーーーーー!!!


えーーーーーーーー!!!!???


うそーーん!!!


つづく。


ごめん遊びすぎたかも。