とある昼下がり・・・
高橋「おや?・・・毛利さん!」
毛利「ん・・・?おお!高橋さん!先日はどーも!」
高橋「偶然ですなあ!この間は助かりました!ほんとありがとうございます!」
毛利「いやいやなんのあれしき・・・わーっはっはっは!」
このいかにも金持ちそうな人は高橋 牧夫さん。
つい先日、目の前で高そうなバッグをひったくりにあった。
毛利「あれしき私の手にかかれば!軽い軽い!わははは!」
この得意げなおっちゃんは毛利 大五郎。いちお私立探偵をしている。
・・・・
高橋「じゃ、楽しみにしていますよ!」
毛利「こちらこそ!誘っていただきありがとうございます!」
RUN「お父さん。高橋さんになんて言われたの?」
大五郎のおっちゃんの娘のRUN。俺の幼なじみでもある。
毛利「高橋さんが今週末に別荘で開くプライベートパーティーに誘ってくれたんだ。
くぅ~~!うまい飯にうまい酒がたらふく味わえるぞ~~!!!」
RUN「ほんと!?やったー!」
毛利「あ!?RUN!お前も来る気か!?」
RUN「あたり前じゃない!ねーコモンくん!」
「う・・・うん・・・。」
毛利「ったく・・・しゃーねーな・・・」
俺の名前はエロカワコモン。探偵だ。
以前は高校生探偵 工藤 シンイチとしてけっこう難題な事件、迷宮入りと言われた事件を解決してきた。
が・・・とある理由で小学生の体にされちまった。
黒ずくめの男たちに・・・・!
俺は奴らを捕まえ体を元に戻すために、幼なじみのRUNの家・・・つまり父親で探偵の毛利 大五郎の家に居候している。
探偵のおっちゃんの事務所で少しでも奴らの手がかりをつかむためだ。
でもこのおっちゃんといるといつも事件にまきこまれるんだよな・・・
週末・・・・
俺達3人はN県M市のとある山中にきていた。
ほんとにこんなとこに別荘なんてあんのか・・・?
そう思えるほど辺りにひと気や民家はなく、不気味な雰囲気を出していた。
しばらくして高橋さんの別荘に着いた。
予想以上に立派な建物だ。
こんな山奥にこの建物・・・金持ちの考えることは分からん。
高橋「いやー!毛利さん!いらっしゃい!遠いところをわざわざ!
ささ!どうぞ中へ!」
中に入るとすでにテーブルには6人の男女がいた。これがパーティーなのか?
高橋「いやーパーティーと言っても実は私たちは釣り好きのあつまりでして!
慰労と今後の釣り場探し、ポイントなどを楽しく話し合おうと思って今回集まったのです!」
毛利「は、はぁ・・・そ、そうですか・・・」
おいおいどこがパーティーなんだよ。ったく・・・
しかし意外と楽しかった。みんないい人ばかりみたいだ。
席にいる人たちはというと・・・
小沢 達也(29) プロbjリーグ選手
杉川 ハジ美(28) やり手セールスマン
渡部 高男(24) IT関係
麦山 ヒト子(36) 主婦
赤橋 俊之(33) 大手電機メーカー
井藤 パイ介 (53) 芸人の卵
と、高橋さんと俺とおっちゃんとRUNの全部で10人だ。
渡部「いやーあなたが有名な毛利さんだったとは!ほんと今日は来てよかった!」
杉川「ほんと!光栄です!」
毛利「いやいやそんな・・・まいったなー!!」
おっちゃんは周りにおだてられてすっかりいい気分みたいだ。単純な人・・・。
22時を過ぎみんなすっかりくつろいでいる。もうお酒を飲んでいる人はいない。
コーヒーや紅茶を飲みながら談笑している。
RUN「コモン君お風呂に入ろ!」
ニヤ・・・
コモン「うん!」
俺はRUNに誘われるがまま風呂場へ行った。
俺がシンイチだとも知らずに・・・フフ・・・
RUN「コモン君。私部屋に化粧落とし取りに行くから先にお風呂行ってて。」
俺は先に風呂に入ることにした。
大人たちは俺達のことなど気にせず談笑を続けているようだ。
一同「わっはっはっはっは・・・・」
毛利「あーおかしい。みなさんなかなかギャグセンスがありますなぁ!
・・・ん・・・あれ?そういえば渡部さ・・・」
「きゃーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
!!!???
RUNの悲鳴だった。
コモン「どーした!?RUN!?」
毛利「なにがあった!?」
皆いっせいにRUNの部屋に向かった。
RUN「あ・・・あれ・・・」
一同「うわあーーーーーー!!!!!!」
そこには椅子に座り、首から上のない変わり果てた渡部 高男がいた ━━━━
つづく みんなごめん byリョータロウ