少し古いですがおおたとしまささんが武蔵中高について書いた東洋経済の記事をたまたまネットで読みまして、個人的にとても興味深かったのでシェアしてみます。


https://toyokeizai.net/articles/-/188426?page=5


子どもが中学受験することになるまでは、他の私立中学、特に他地域の学校のことは名前は知っているものの、どんな学校なのかあまり深くは知りませんでしたが、今になって色々と情報を得てみると、なるほど大学生になってから出会った知人友人たちはこういう校風、環境で育ってきたのかというのが分かりなかなか面白いです。


色々な私立中高一貫校出身の人たちと出会いましたが、中でも武蔵出身の人たちとはなんだかとても波長が合って、大学生活の結構長い時間を一緒に過ごしていました。


私が仲良くしていた限りでの武蔵出身の同級生や先輩たちは、

  • 音楽、映画、文学、思想とかに精通していてやたら文化、アカデミック、知的な雰囲気を漂わせている(しかも割と趣味も合う)
  • 散歩が好きでちょっとぐらいの距離なら電車に乗らず歩く(のでよく渋谷~明大前とかを一緒に歩いたりした)
  • 武蔵は校内に小川が流れる森?があるせいか、大学でもキャンパス内の森とか池でぼーっとただずんでいる(もちろん授業中)
  • しゃべるのは上手くないが文章を書くのがうまい(ので、数学が全く出来なくても後期の訳分からん論述問題を突破してくる)

みたいな感じで、それぞれ独特の感性、リズムを持って生きていてなんか深みがあるなぁという印象でした。ゆったりとした時間の流れに身を任せ過ぎて、3つ歳上のはずなのに気づいたら卒業式に一緒に出ていた先輩もいましたが…笑。


彼らのもともとの気質もあるとは思いますが、おおたさんの記事を読み、その中で紹介されていたような武蔵の教育理念や校風が彼らの背景にあるのだなということが分かり、妙に納得しました。


中学受験から競争社会に放り込まれて、少しでも「上」に行った方が偉いみたいな価値観に染まりがちな中高一貫校出身者が多い中、そんな世界とは無縁で、ブレない自分の価値感を持って、それこそまさに「やぎ」のように飄々と生きている武蔵出身の友だちや先輩たちからは人生で大切なことを教えてもらったような気がします。お陰で、ずいぶんと人生の視野が広がって生きやすくなりました。


というわけで、個人的にはめちゃくちゃ推しの武蔵、ブラッシュアップのように人生2周目ができるなら何とかして武蔵に潜り込みたいと思ったのですが、すぐにせっかく2周目やるならやはり共学しかあるまいと思い直したので、人間として3周目まで生まれ変われるように明日から徳を積んでいきたいと思います(この時点で既に動機が邪なため人間に生まれ変われそうにはない)。