大人になる為に、必要だと思う事
①好き嫌いを善悪で判断しない
②他人に関心を持ちすぎない
③前提を間違えない
①好き嫌いを善悪で判断しない
人の意思決定は「好き嫌い」のような「個人の趣味」が極端に練り込まれています。
モノゴトを善悪の基準で判断していると思っていても、実際は「個人の好き嫌い」の延長である事が殆どです。
ここで注意が必要なのが、人は「個人の好き嫌い」を善悪の軸でジャッジしてしまうのです
例えば、自分の意見と真逆の意見に対して「アイツの意見は、絶対に間違ってる!あんな考え方をするなんて、信じられない!」のような事を、思った事ありませんか?
これが「個人の趣味」を「善悪の軸」でジャッジしている状態です。
自分が出した答えと真逆の意見を言われると、反射的にそれを否定して、相手の人格まで否定してしまう人がいますが、結局は好き嫌いの話に過ぎず、他人の好みを否定する必要はありません。
たとえ他人の意見が自分と真逆でも、「ああ、この人は「うな丼」より「天丼」が好きなんだな」程度に思っておけば良いのです
「個人の趣味」を「善悪の問題」とすり替えてジャッジしてはいけません
②他人に関心を持ちすぎない
他人に関心を持ちすぎる事は、幼児性の最たる例でしょう。
なぜ他人に関心を持ち過ぎてしまうのかと言えば、興味があるからというより、自分の中に「不満」や「なんらかの不足感」があって、その埋め合わせ(発散)としての意味合いが強いと思います
自分の生活に不満を抱えている人は、他人のゴシップや他人の不幸で、それを発散するわけです
大人はそれぞれ独立していますから、他人の事より自分の事に専念しましょう。自分の事に専念できるようになると、人として成熟できるだけに留まらず、人生の質を向上させる本質的な打ち手になりえます