いじめでの自殺、虐待死など、死者が出た時のみマスコミが報道するので、その手前の苦しんでいる子供達の情報は、一般の人々は知る事ができない。

虐待通報ダイヤルとして、184があるが、ここに電話すると解決する可能性はあるのか、検証してみよう。

まず、管轄の児童相談所が情報を聞く事になるが、取るにたらないと内部で判断されると何もしないし、通報者に対して対応結果を報告する事もない。つまり、何も解決しない。

重要案件として、児童福祉司が家庭訪問した場合は、どうだろうか。普通の父母が普通に対応すると、そのまま終わる。つまり何も解決しない。だが、シングルマザーだったりすると、恐らく、虐待疑いを強めるだろう。離婚のいざこざは、面前DVによる心理的虐待を理由に一時保護するし、片親で十分な養育ができないとネグレクトとして一時保護する。結局、保護するだけで親子は断絶され、子供は親に会う事すらできず育つ事になりかねない。これが、解決と言えるだろうか。児相職員は、根本的解決に対して何もしないに等しい。

通報する方に問いたいが、通報後、何をして欲しいのか?児相職員は、子供を保護所に入れるくらいしか対応策を持っていない。通報する子供を見て、保護され、施設等で18歳まで育つのが、その子の為だと思うからの通報か。児相の仕組みを理解した上で通報して欲しい。

いじめについても深刻だ。先生に言っても、大体解決しない。教育委員会、警察も含め、いじめに対応する方法を持っていないからだ。いじめに関する相談についても、話を聞くだけで、行動してくれる人はいない。虐待と異なるのは、親が味方になってくれる事だ。まずは、親がいじめの事実を知り、子供が鬱病などを発症していないか注意し、精神的に参っている場合は、そのまま学校等に行かせてはいけない事を理解して欲しい。鬱病発症している場合は、最悪、突然自殺してしまう可能性がある為、それ以上、ネガティブなストレスを掛けてはいけない。診療内科等を受診した上で、投薬、静養が基本だ。

相変わらず、無責任な相談窓口が多数あるが、子供がうつ病を発症していた場合は、一時的な相談では、絶対に解決しない。うつ病の突然自殺したくなる心理を甘く見てはいけないのだ。
政府広報:ここにもあります!相談できる窓口が

いじめに打ち勝つには、自分に自信を持たせる事、自分は悪く無い事、自分の得意分野に注力させ結果を出させる事など、集団よりも、個人でやるスポーツなどに打ち込むのも良い。いじめられる子は、他の集団に入ってもいじめの対象になりやすい為、気を付けてあげて欲しい。いじめに関しては、親が子供の状態を理解し適切な対応をしないと、取り返しのつかない事になる。学校に行かなくとも、勉強やスポーツはできるし、まずは、心身ともに健康に成長していく事が何より大事だ。

いじめについては、N国立花孝志党首が言っている通り無くならないというのは、正しいと思う。いじめられていた子供がいなくなれば、次のいじめ対象が生まれると思われる。


メンタリスト DaiGos氏も動画で解説している。


家で勉強していれば、例え義務教育である小中学校へ行っていなくとも、憲法の教育を受けさせる義務に関しては果たしている。憲法制定時は、インターネットを使い、自宅で世界の最先端の授業が受けられる環境など、想像する事もできなかった。集団生活への適応と、いじめによる生存権侵害のどちらが、重要かは明らかだ。

NPO法人子供の人権を守る会 新飯田ルイ代表も、格闘技をやってやり返そう、逃げようなどアドバイスをしており、私のアドバイスとほぼ同じだ。


全ての子供達が笑顔でいられるように。
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