おれタケハル、よろしく勇気! -2ページ目

放射線防御

果たして将来的には放射性物質を人体に対して無害にするような技術が確立できるのであろうか?
これは、真に、「宇宙戦艦ヤマト」で言うところのコスモクリーナーに相当する技術である。

放射線とはWikiによれば、「放射性元素の崩壊に伴い放出される粒子線あるいは電磁波のこと」とある。
で、この放射線が「物質中の原子や分子を電離し、また、物質を発光させたり、化学変化を起こしたりする」わけである。

コスモクリーナーのような装置は、放射線量の高い場所で使用するであろうから、
あらかじめ放射性物質の位置が明確な状態ばかりを想定しているとは考えられず、
何らかの方法によって放射線を吸収し、無効化するといったものであろうと推測される。

放射線が粒子線や電磁波であれば電気的に偏向させて防御するといった方法も将来的には不可能ではない。
ただし、それはもう「超人ロック」における「個人用バリア」のレベルである。

除染作業とは・・・

原発事故からかなりの期間が経過して、
事故直後よりも外部に漏れる放射線の管理が相当ずさんになってきているようだ。

放射線の漏洩をなんとしてでも防ごうという意識を維持することが困難になってきているのだ。



だが、それも無理のない話で、所謂、除染作業というのは、ただ水で洗い流しているだけであり、
放射性物質は流された水と一緒に地下なり、海なりに移動しているに過ぎないのだ。
作業員としては、そういう形で除染が開始された段階で、
放射性物質の漏洩阻止という意識は吹き飛んでしまったに違いない。

今、一体どうなっているのか?

原発の事故の後、廃炉にする決定は比較的早期に出たのであるが、
具体的な方法としてチェルノブイリ原発と同様の処理を行うことができなかった。
建屋内の汚染水の処理が簡単ではないためである。

実際、汚染水の浄化作業は行なっているのであろうが、冷却に使用した海水も汚染され続ける訳であるから、
汚染水は貯まる一方である。

現在、燃料棒の冷却が滞りなく進んでいるのかどうかもわからない。
汚染された専用の作業服の捨て場も、今、一体どうなっているのか?

震災から一年が過ぎても・・・

震災から一年が過ぎてしまったが、福島第一原発の状況は一向に良い方向に向かないどころか、
現在も、危険な状態にあるということが明らかにされてしまっている。

原発で作業すれば、被曝する。
累積被爆量を超えて作業することはできないため、このままではいずれ、作業可能要員の確保が困難になってしまう。
冗談ではなく、臨界収束防護服が必要になってきている状況だ。

とはいうものの、現実問題として対放射線スーツというのは到底ありえない話なので、
遠隔操作による作業システムの構築の早急な実現が望まれる。

唐突だが「生存戦略」

例の「生存戦略」のシーンにワクワクしてしまうのは、基本的に勇者シリーズの合体バンクを連想してしまうからであろう。

もんじゅの事故処理

とりあえず、もんじゅの原子炉容器内の落下物の回収は成功したようだ。
ナトリウムが空気に触れないようにゆっくりゆっくり引き上げたらしい。
これはただ単に事故の処理がようやく終わったというだけであり、
高速増殖炉の危険性が存在することに何らかの変化があったというわけではないのだ。

非常にキビシー!

放射能を外部に漏らさないようにすれば何とか危機は免れると思ったのであるが、
現実はどうもそんなに楽観視は出来ない状況にあるようである。
どうも燃料が溶けて建屋の床を突き抜けて地下水へ達しようとしているらしい。
そうなると、簡単にシールドするというわけにはいかなくなる。
海に近いということもありこのルートから海への汚染が始まってしまう・・・

超鉄大帝テスラ

福島原発の事故によって日本はボロボロだ。
ボロボロになった日本というと、「超鉄大帝テスラ」を思い出す。
これからというところで「未完」となってしまっている。
今後も続きは出ないであろうと思われる。

放射線を遮蔽

一号機の建屋内で蒸気が噴出しているのが見つかったり、
しかもその場所が毎時4000ミリシーベルトの高い放射線量であったりしているわけだが、
外部に漏れなければ問題はない。
だが、果たして外部に漏れていないという保証は無い。
そもそも、こういった高濃度の放射線の全種類をコンクリートの構造物で遮蔽できるものなのか?

三号機

なぜ三号機の建屋が一号機よりも頑丈な構造だったのかというと三号機はプルサーマル原子炉という代物であり
燃料にプルトニウムを含むため、この危険な物質を外部に出さないようにするためであったと思われる。