同じ月を見て

携帯電話だけで繋がる

僕とあなたは

同じ月を見ながら

歩いている。


電話に触れる手が

熱を帯びるごとに

その熱を伝えられたらと

何度も思いながら

再び月について

話してみたりする。


同じ月を見ながら

到達点とそのスピードについて

想像を巡らせ

結局分かるのは

この一瞬だけが

繋がりなのだと。

昔の誰かが

はなした言葉で

僕らは繋がりを

オフにした。