こんにちは、mikironです
息子、先日お友だちに誘ってもらって虫とりデビューしました
幼稚園の帰りに大きめの公園に寄って、トンボやチョウを追って走り回る
一瞬チョウが網に入ったものの、すぐ逃げられてしまいました
どちらかというと虫より草花のほうが好きな彼は、途中でしゃがみこんでお花をつんで、お友だちのママたちにプレゼントしたり、花びらを黙々とむしったりしてました
本人が楽しければそれでよし
虫とり網でアリをつかまえようと奮闘(無理でしょう)
さて、虫にちなんだ絵本を読んでみました。
『虫ガール ほんとうにあったおはなし』です
ソフィアは、虫が大好きな女の子。
2歳半のころ、チョウの温室に初めて行ったときから、虫に夢中になりました
虫の本を読んで、虫のビデオをみて。
5歳になるころには、すっかり虫に詳しくなりました。
虫クラブをつくって、虫をつかまえて、観察
けれど、一年生になったら、何もかもが変わってしまいました。
虫が好きなソフィアは、変な子あつかい。
学校に持っていったバッタを、みんなは「きもい!」といい、ふみつけて殺してしまったのです。
虫を「おやすみ」することにしたソフィアが、あんまりしょんぼりしているのを見かねて、ママは行動を起こしました。
うちの子の「虫ともだち」になってくれませんか?と、昆虫学者のグループにメールを送ったのです
すると、思いがけないことが起きます……
タイトルどおり、実話にもとづいた絵本。
ソフィア・スペンサーという女の子が、自分の体験をもとに文章を書き(プロのライターが手を入れ)、すてきな絵本に仕上がっています
ソフィアが学校でつらい思いをする場面では、胸が痛みました
でも、ママはソフィアの虫好きをずっと見守って応援しつづけ、ソフィアがくじけたときには、ひとつのきっかけを作ってくれます。
子どもの好きなものや得意なことを伸ばしてあげるのはもちろん、必要なときにはほどよい距離感でサポートする。
わたしもこんなお母さんになりたいなあ、と思います
それに、虫が好きな女の子がいていいし、可愛いものが好きな男の子がいていいし、性別による決めつけもしたくないと思います。
うちの息子もピンクが好き
やさしい色づかいで描かれる、虫たちや自然の風景も魅力的
絵本の巻末には、ソフィアによる、虫たちについてのもっと詳しい説明が載っているので、虫好きの女の子も男の子も、もちろん大人もじゅうぶん楽しめると思います
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