男の子の方が手先が不器用 | 子どもの生きる力を育み、心を育てる教育を真剣に考える研究所

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子どもの生きる力を育み、

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所長 酒井沙彌香(さかい さやか)です

初めましての方はこちら

 

【男の子の方が手先は不器用】

 

 

ずっと幼児期と呼ばれる

年齢の子どもたちと

関わっています。

 

そして、長年関わっていると

見えてくるものも

たくさん増えてきます。

 

その中のひとつが今日の

トピックです。

 

男の子の方が不器用だ

ということです。

 

もちろん、みんながそうだと

言っているのではなくて

統計的に見ていると

その傾向が強いということです。

 

人が生まれてから

成長していく過程は

大まかに決まっており

 

その中で指先の器用さは

とても重要だったりします。

 

はじめは手という存在を

知ることから始まり

 

グーパー

グーパーと

手を閉じたり開いたりし

 

そして少しずつ指先を

使いはじめます。

 

そして、その様子を観察

しやすいのが

シールをはがす活動です。

 

シールをはがす行為は

大人からすれば

何も難しいことはありませんが

 

子どもにとっては

しっかりと指先にまで

意識が向いていないと

できない活動なんですよ。

 

そして、同じ年齢の子どもを見ていても

男の子の方が

圧倒的に苦手な子が多いのです。

 

 

それが良い悪いではなく

できればそういった現実も知った上で

しっかりと指先を使う活動を

日常的に入れてほしいなと思うのです。

 

 

このぐらいの年齢になると

簡単なお手伝いを子どもにさせる

家庭が増えてきますが

 

聞いていると

女の子にさせている家庭は多いのですが

男の子にはさせていない家庭も多いのです。

 

とくに親御さんは意識していないだろうとは

思うのですが

 

やはり女の子は将来的なことも考えて

家庭的なことを教えておきたいと

思うのでしょう。

 

一方男の子は将来的に

そこまでの重要性も感じられませんし

もともと不器用な子も多いですから

 

任せても失敗ばかりされて面倒と

思う気持ちもあるのでしょう。

 

 

しかし、これからの時代は

男の子であっても

家庭的なことができた方が

絶対良いですし

 

不器用だからこそ

手先が鍛えられるお手伝いは

した方が良いと思います。

 

 

もちろん、

だから無理強いしてまでさせるとか

 

まだその段階まで行っていないのに

ムリなことをさせようとしても

子どもの気持ちを萎えさせるだけです。

 

まずは、お子さんの今の現状を知った上で

試していくことをおススメします。

 

 

 

最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございました。

 

所長 酒井沙彌香

 

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