どうして子どもたちは親を非難しないのか? | 子どもの生きる力を育み、心を育てる教育を真剣に考える研究所

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所長 酒井沙彌香(さかい さやか)です

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本日の研究報告をいたします!

 

報告書

【どうして子どもたちは親を非難しないのか?

 

 

前回のブログでも

”子どもたちは親を非難しない”

ということを書きました。

 

 

では、なぜ彼らは非難しないと思いますか?

 

 

聖人君子だから?

ピュアだから?

子どもだから?

 

 

どれも違うと

私は思っています。

 

 

それは子どもたちは

弱者だからです。

 

子どもであっても

一人の人間である。

尊厳は同じである。

と私は思っています。

 

でも、どうしても立場的に

彼らは弱者になっていまうのです。

 

彼らは親や庇護してくれる大人が

いなければ生きていけません。

 

そのことを私たち人間は

生まれながらにしっかりと

分かっているのです。

 

 

だから、動物の赤ちゃんという存在は

みんなかわいいのです。

 

可愛さに訴えて

養育してもらうために。

 

昆虫など親に育ててもらわない

生き物はだいたい

生まれながらにして

大人の様子と同じだったり

 

お世辞にも可愛いと言えない

どちらかと言えば

行きぬくために

便利な格好をしていますよね?

 

でも動物はそうはいかない。

 

とくに人間は

生理的早産をする生き物なので

なおさら庇護してもらわないと

生きていけないのです。

 

 

そして、私たち大人は

子どもにとっては強者にあたるため

 

子どもたちに

えらそうだったり

あつかましかったりするのです。

 

 

そのことをしっかりと胸に刻んでいないと

 

私たちは

傲慢になったり

命令したり

自分の思い通りにさせようとしたり

してしまいます。

 

そのことを忘れてはいけません。

 

 

事実、私も新米先生の時に

自分の思い通りにしようとして

失敗した経験があります。

 

今でも先生1年目のことは

覚えていますし

ずっとあの頃を忘れることは

ありません。

 

反省もしっかりと残っています。

 

もちろん、人間ですから

きれいごとではすみません。

 

 

分かっていても歯止めが聞かないことも

あります。

 

でも、だから仕方ないと

開き直るのではなく

 

日々反省して

少しずつ改善できるように

していきたいと

そう思いませんか?

 

私は日々、そう思いながら

子どもたちの前に立っています。

 

 

 

以上、本日の研究報告でした!

最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございました。

 

報告者 所長 酒井沙彌香

 

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