ようこそ!
子どもの生きる力を育み、
心を育てる教育を真剣に考える研究所です!
所長 酒井沙彌香(さかい さやか)です
(初めましての方はこちら)
本日の研究報告をいたします!
報告書
【無意識に思い通りに動かそうとしている大人】
先日幼稚園の夏祭りがありました。
その際に親子の様子を見ていて
思うことがありました。
それは、「早くして、すきな物を選びなさい!」
と急かしているにも関わらず
子どもが手に取ろうとしたものを見ると
「あー、それは音がなってうるさいからダメ」とか
「これは、去年も買ったじゃない」と言っているのです。
結局そのお子さんは
お母さんのおめがねに叶うものを
買っていきました。
早くしなさい
好きなものを選びなさい
と言っているにも関わらず
全然、好きなものを選んでよい雰囲気ではないし
選ぶものを限定されているので
早く選ぶこともできませんよね?
言っていることと
やっていることが違いますし
無意識かもしれませんが
お母さんの思い通りに動かしているように
見えました。
そのお子さんは自分がはじめ
欲しがったものを
売り手側が進めた際に
「それは、うるさいから・・・」と
お母さんが指摘した通りのことを
言いました。
最初は欲しがったものなのに・・・。
もしかしたら、そう口にすることで
自分を納得させようとしたのかも
しれません。
その様子をみていて
私は切なくなりました。
子どもたちにとって
本当にお母さんは大好きな存在
なんだよなーと
改めて痛感していました。
このお母さんは無意識に
そのような発言や行動を
されているのかもしれませんが
お子さんは常にお母さんの
発言をものすごく気にしており
自分でなかなか判断が
できないようにみえました。
それが良いのか悪いのかは
私には分かりませんが
いずれ大人になって
自分で判断をしなければならなくなったとき
困らなければよいなと
思うのです。
たまには、自分で判断する機会も
大切だと思います。
以上、本日の研究報告でした!
最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました。
報告者 所長 酒井沙彌香
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